東日本大震災から、今年で4年が過ぎようとしている。
今年の日本ケーブルテレビ連盟東北支部役員会と総会、さらに新春賀詞交歓会を終え、東北支部のメンバーで打ち上げをする。
打ち上げ会場のパセオには、50人が集い、溢れてしまった。
最近は、支部会の二次会や、イベントの打ち上げの出席率が9割を越えている。
嬉しい限りであるが、この東北支部の団結力の発端は、東日本大震災で被災したケーブルテレビ局を何とかしなければならないとの思いから始まった。
特に『気仙沼ケーブルテレビ』は、壊滅的なダメージを受けた。
当時、送られてきたぺしゃんこになり、さらに流された局社の写真。
正直、再開するのは無理だと思った…。
ところが、濱田専務の番組でのメッセージを聞いたとき、体の熱量が一気に吹き出しそうになったのを覚えている。
感動どころの話ではない。
何とかしなければという思いだけであった。
秋田ケーブルテレビの松浦社長が、東北支部長として東奔西走していた時期。
しかし、気仙沼の濱田専務や後藤部長は、支部会の後の懇親会には出ずに帰っていた。
秋田の松浦社長からバトンを受け取り、自分が支部長に就任した時、懇親会、二次会、三次会に、気仙沼ケーブルテレビの濱田専務と後藤部長の笑顔があった…。
震災から丸2年が過ぎた頃であった。
そのあたりから、我が愛すべきケーブルテレビ連盟東北支部の結束は、とても強固になってきたのだ。
とにかく、体育会系応援団同窓会のように、先輩を立て、後輩をいたわり、素晴らしい一体感を持っている。
新春賀詞交歓会では、大人気だった芸技の菊弥さんも駆けつけてくれた。
彼女の人柄をみんなが愛し、大ファンになったのである。
東北はひとつである。
みんなが力を出し愛、東北の復興と、東北のケーブルテレビの発展を祈念し、お開きとした。
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東北のケーブルテレビ局はひとつ☆
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