湯殿山神社例大祭

毎年、５月１８日は、山形市の守護を司っている、里の宮『湯殿山神社』の例大祭である。




午前１０時に、厳粛な中で、神事が執り行われる。




神社責任役員、奉賛会会長の鹿野道彦元農林水産大臣と山形県の吉村美栄子知事と一緒に参列する。




多くの各界の方々が集まる。




春の大祭は稲を植える、種子を撒く…秋の例大祭である収穫祭に繋がる、行事の始まりである。




神殿に場所を移して、渋谷宮司により、祝詞が上げられ、玉ぐし奉典等が行われた。




その後、社務所３階にて清宴が執り行われ、渋谷宮司からは、１週間後に行われる『東北六魂祭』について、震災復興を願い、協力の呼び掛けがあった。




先日、旭日大受章を賜った鹿野道彦元農林水産大臣は、奉賛会会長としての挨拶。

この度、渋谷宮司が、山形県神社庁庁長になり、山形県における神官のトップになったことを讃えた。




この日が日曜日で、午前中は公務が無かったことに触れ、初めて参列したことを話された。

また、ご自身の誕生日が例大祭と同じ、５月１８日であることを話し、会場を盛り上げた。




自分も奉賛会副会長として乾杯の音頭をとる。




社務所狭しと集まった皆さんが、乾杯をし、今年を素晴らしい年にするよう祈りを込めた。




正午から神輿徒行が始まるので、『美幸会』のメンバーが準備を急ぐ。




露店の、『どんどん焼き』と、『焼そば』を買う。

露店商組合の顧問を、亡き父親が長年していたので、声をかけられた。

『だんだん露店が減ると、お祭りが面白くなくなる。植木市も、お薬師さまのお祭りも、賑わいが少なくなってきている。』と自分が話すと、『んだのよ、なかなか店を出していいところ無くなり、みな他の土地さ行くんだ。市長さんさ頼んでけろ！』と言われていた。

来週は六魂祭。

祭りの原点を、目の当たりにするであろう。


先週は、月曜日から、火、水、木、金、土曜日まで、夜の会合が夜中まで続いて、正直くたくたである。

土曜日も日をまたぎ、今日の午前３時自宅着。

明日の例大祭…起きれるかな？…と弱音を吐くと、高橋俊行局長から『ちゃんと行った方が良いと思います！』と叱咤激励を受ける。

これで、２週続けて日曜日は休み無し。

キツいが、様々なところに新しい出会いがある。


湯殿山神社の益々の隆盛を神かけて祈念する。