アウェーの越谷戦、山形ワイヴァンズの少数精鋭の選手たちは、必死に戦い、見事に2連勝を果たした。
今のワイヴァンズは、満身創痍の状態で、ケガや痛みのない選手は一人もいないだろう。
川邉、村上、田原、柳川選手らが参戦できない厳しい越谷戦であった。
さらには、オーランド・サンチェスが、やっと試合に戻るというシュチュエーションだった。
プラス要因が、ほとんどなかった中、意地を通してくれたのは、ベテランの中島良史選手と河野誠司選手だった。
中島は、キャリアハイの7本のスリーポイントシュートで21得点を決めた。
自信たっぷりのブレないシュートであり、それもラインより離れてのディープスリーが多かったようであった。
河野誠司選手も、流石のスリーポイントシュートで、15得点を上げる。
昨日の勢いのまま、若手の山田友哉選手も12得点。
他の選手たちも、至る所で持ち前の粘りを発揮したのだ。
相変わらずジャワッドとケニーは、オフェンスだけに止まらず、体を張ったディフェンスは見事であった。
特に、バッツとケニーのマッチアップは、肉弾戦さながらの迫力あるプレーであった。
結果は、山形ワイヴァンズ74点、越谷アルファーズ70点。
残り1分で同点であった試合。
最後まで、どちらが勝つのか分からない試合であった。
最近のワイヴァンズの試合は、後半一度追いつかれひっくり返されると、そこからは流れを変えることができなかった。
しかし、この2連戦は違っていた。
何度ひっくり返されても、追いついて再逆転したのである。
ケガの選手たちも戻ってきて、これからの2ヶ月間、強い気持ちで挑んで欲しいのである。
昨日も今日も、越谷市まで応援に行ってくれた白ユニ応援隊のメンバーの皆さん、駆けつけてくださったブースターの皆さんへ、心より感謝と御礼を申し上げたい。
パスラボ山形ワイヴァンズの発足時、NBDL時代、栃木ブレックスの2部「D-RISE」から入団してきた鮫島宗一郎選手。
引退セレモニーを見て、様々な思い出が巡る。
マニーも、ナイスなスピーチ、流石でした。
サメ、これまでご苦労様でした!