今、最も話題の映画である「ドリーム・プラン」は、誰も信じなかった破天荒な父親の「常識破りの計画」を、信じ続けた世界最強のテニスプレーヤー、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズ姉妹のサクセスストーリー。
ハリウッドの人気俳優ウィル・スミスがプロデューサーとして、映画化を熱望し、自らが父親リチャード役を熱演したのである。
姉妹の父リチャードは、彼女たちが生まれる前に、娘達を世界チャンピオンにする「78ページの計画書」を書いていた。
その「ドリームプラン」を信じ続けた父リチャード。
そのリチャードを支え続けた妻と子供たち。
それは、家族の物語であった。
全仏、全米、全英、全豪の世界の4大大会であるグランドスラムで、30回の優勝を果たし、オリンピックで5個の金メダルを獲得した最強のテニスプレーヤーが誕生した物語は、見逃せない映画となった。
1977年、テレビに映る女子テニスの試合を偶然目にしたリチャードは、画面に釘付けになったそうである。
当時、貧しさの中にあったリチャードは、高額な賞金を獲得できるテニスに夢を見る。
テニスプレーヤーとしての経験がまったくないリチャードであったが、今や彼の考案したと言われる「オープンスタンス」は、テニス界の主流である。
世界的な一流のコーチに乗り込み、娘たちの指導をお願いし、必ずトラブルへ発展したのだ。
そんな事を繰り返しながらも、姉妹は、少しずつ天賦の才を発揮していく。
貧しい家で育ち、幼少期に十分な教育の機会を与えられなかったリチャードは、自分の娘たちへの教育に、とても熱心だった。
娘たちの身を守る術として教育を捉え、娘たちが幼き頃は、テニスより学問を優先させたのである。
映画のアメリカでの原タイトルは、「King Richard・キング リチャード」
彼が、百獣の王ライオンの様に、娘たちを守り続けた存在だったと、ウィル・スミスは語っている。
完成パーティーには、ビーナスとセリーナ姉妹も登場した。
エンディングテーマ曲は、ビヨンセの「ビー・アライヴ」
話題満点の映画「ドリームプラン」
面白すぎて、展開も早く、あっという間の144分であった。
是非、お早めに、ご覧いただきたい。
ムービーオンにて、絶賛、上映中!