この数日間、珍しく、大雪が吹雪を伴って街を襲い、市民生活にも大きな影響を与えた。
自宅の雪かきをしてからの出勤だったり、雪の為にすれ違えない道路があったり、吹雪やホワイトアウトで視界が見えなかったり、例年以上に雪による被害は多かったと思う。
その雪も、昨夜、退社する時は、止んでいた。
銀世界。
街灯、コンビニの明かり、ライトアップされた看板の光りなどが雪に映り、とても綺麗だった。
ダイバーシティメディアの前の看板も、雪が演出してくれている。
そもそも、雪が創り出す雪国の美しさは、独特な世界観に繋がり、春夏秋冬の四季の物語のクライマックスである。
しかし、今年のように、大すぎると、雪を愛でる気持ちは芽生えない。
静寂。
特に、冬の夜は、人や車が通ってなく、静かだ。
さっきまで、断続的に続いた雪。
止んで良かったと、心から思った。
コロナ・オミクロン株も収まり、心から山形の冬を楽しめればいいのだが…。
そんな事を思いながら、帰路についたのである。