犬も、人間同様に、未知への興味があるのだろうか?
愛犬のレアは、窓の外への関心が日増しに強くなっているような気がする。
先日も、85歳の自分の母親と遊んでいたと思ったら、外を見出し動かなくなってしまった。
いったい何を眺めているのだろう。
そんな犬の視点になっている事自体が、自分自身がとても癒される。
85歳の母と、生後4ヶ月を過ぎたレア。
そこにコミュニケーションが成り立つことすら驚きなのであるのだが…。
出会いとは素晴らしい。
母もおぼつかない仕草だが、日々レアの遊び方を習得している。
一方で、レアの方も、母との距離感を習得しているようである。
先日、彼女は自分の毛を丸刈りにしてきた。
ビションフリーゼの場合は、一度毛を全て刈る事で、素敵な毛が生えてくるそうである。
帰宅後、丸刈りの為、少し小さくなったように感じた。
レアの生涯は、始まったばかり。
どんどん、いろんな事に興味を持ち、自分の世界を作っていく事であろう。
人間もそうだが、興味力、関心力…そんなものが、生きる力に通じるような気がする。
もう還暦と日々を惰性で過ごすのではなく、自分も、まだまだ新たな窓を開いていこうと思ったのである。