新型コロナウイルス感染症が猛威を振るった今年、久しぶりに映画館に多くの人々が訪れ、大変な賑わいであった。
社会現象とも言える、劇場版「鬼滅の刃〜無限列車編」が、10月16日(金)に公開されるや、ソーシャルディスタンスで1席ずつ間隔を空けて座る各シアターは、この3日間、全ての回がほぼ満席となったのである。
ムービーオンでは、1日16回の上映である。
劇場版「鬼滅の刃」だけで、1日1500人以上が観たことになる。
全国の403の映画館も同様の状況であり、興行収入は、公開1日目で10億円を超え、3日間で30億を超える画期的な記録を打ち立てる模様である。
吾峠呼世晴氏のマンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場版「鬼滅の刃〜無限列車編」を、外崎春雄監督が再び命を吹き込んだのである。
「鬼滅の刃」は、家族を鬼に殺された竈門炭治郎が、鬼に変異した妹を人間に戻すため旅立つというストーリー。
原作は、2016年から2020年に「週刊少年ジャンプ」に連載され、コミックスのシリーズ累計発行部数は1億部を突破した。
テレビアニメが2019年4月から9月までに放送され、歌手のLISAさんが歌うテレビアニメの主題歌「紅蓮華(ぐれんげ)」が大ヒットし、「第70回NHK紅白歌合戦」に初出場したことでも話題になった。
朝からムービーオンでは、チケットを求めて多くの人々が来場くださる。
こんな様相は、数年前の、映画「ワンピース」以来かもしれない。
ソーシャルディスタンスや感染症対策を徹底し、安心して映画を楽しんでいただきたいと、ムービーオンスタッフは人員を増員して、お客様サービスに臨む。
是非、ムービーオンのシアター1(東北最大級のスクリーン)で、何度でもご覧いただきたいと思うのである。