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山形ワイヴァンズ、復活の兆し…ライコビッチのエッセンス

Bリーグが開幕した。

山形ワイヴァンズは、昨年のB2東地区王者の仙台89ERSの宮城県に乗り込み、2連戦を行う。



結果は、2連敗。
2日目の土曜日は、NHKの生放送もあり、多くのワイヴァンズブースターも名取市まで駆けつけてくれた。

まだまだ、新型コロナウイルス感染症対策の中での試合。
観客は、隣席を空けて観戦であった。



ライコビッチがセルビアから来日したのが8月末、チームへの直接指導は、その後14日間の隔離待機を経て開始されたのであった。

まだ14日間のコーチングである。

しかし、一昨日の試合、そして昨日の試合と、チームプレーが進化していたのだ。

NHK放送の解説の塚本氏も、ワイヴァンズを見て、「ボールムーブメントが良い」「ライコビッチの指導は間違いない」「最下位のミーム体質を改革するには、少し時間がかかるけど、これからが楽しみ」と、仰っていた。

新型コロナウイルス感染症の為、ヘッドコーチのライコビッチも来日が遅れたが、外国籍の2人の主力選手の合流も遅れているのである。
急遽、助っ人としてブレディとボイキンの2人の外国籍選手を何とか間に合わせたが、チームプレーは、まだまだ浸透していない。

仙台89ERSは、3人の外国籍選手も、すでに仕上がっていた為、試合としては完敗であったが、現状のチーム状況としては、選手たちは最後まで頑張ってくれた。



仙台から移籍した新号健選手。


信州から移籍した飯田遼選手。


三遠から移籍の柳川龍之介選手。

全員が、1戦目より2戦目は、パスが回って、見てても楽しいバスケだった。

昨日の2ゲーム目は、その兆しを確かに感じたのだ。



ライコビッチの今シーズンのスローガンは、「STEP  BY  STEP」

一歩一歩、少しずつ確認しながら強いチームにしていく〜というもの。

目指すバスケットは、チームプレーのクォリティーが高いONE TEAM。



高さがあるブレディ。


スピードがあるボイキン。

是非、外国籍の正規ポジションを勝ち取る活躍をして欲しい。



そして、昨日、ランス・グルボーンが入国した。

入国時のPCR検査は陰性で、ここから厚生労働省のレギュレーションに沿って、2週間の隔離待機に入る。
その後、様々な登録作業やメディカルチェックなども行い、今月末にはチームに合流できればと思う。

佐藤洋一GMや高橋翔AGMなどのフロントスタッフも、全力でチーム強化の為、環境整備に昼夜兼行で臨んでいる。

キース・クラントンは、ライコビッチが最も期待している選手。

早く、全員が揃って、ライコビッチの作り上げたチームを見てみたい。


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