2020年10月2日(金)、B2リーグ東地区2020-21シーズンが開幕した。
昨シーズン、パスラボ山形ワイヴァンズは、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、無観客試合を経て、残り13試合を残してシーズン終了となったのであった。
成績も最下位。
そこから這い上がる為に、戦力補強をして、いよいよ巻き返そうとした矢先のシーズン終了であった。
ブースターやスポンサーと一緒に、喜びや悲しみ、悔しさや嬉しさを分かち合いたかったが、それが叶わなかったことが、残念でならなかった。
勝っても負けても、みんなと一緒に歩んでいるから、前に進めたのである。
その後のコロナ禍の世界は、まだまだ不透明感があり、見通しが立たなかった。
しかし、今日、制限があるが、お客さんを入れての試合となったのである。
この日が来た喜び、そして、プロチームとしてバスケットの試合ができることが、なによりも嬉しかった。
ミオドラグ・ライコビッチは、まだまだチームとして機能していないワイヴァンズを、十分戦えるチームにしている。
外国人のトップ2選手は、まだ入国できず、ライコビッチ自身も、指揮をとって1ヶ月も経っていない。
昨シーズンB2東地区の優勝チームであり、十分な準備をしている仙台89ERSとは、まるで違っていた。
そんな中でも、9点獲得した河野選手と、7点獲得した中島選手は、かなり仕上がっていたと感じた。
クリス・ブレディも16点、昨日合流したばかりのシェルトンボイキンも15点と、ポテンシャルを感じた。
これからが楽しみである。
この試合、結果は、山形ワイヴァンズ58点、仙台89ERSは81点。
今は、力の差を感じざるを得ない。
しかし、いつかは互角の戦いをしたいものである。
ブースターも駆けつけてくれた。
心から感謝申し上げたい。
明日も仙台89ERSとの戦いである。
プロの意地を見せて欲しい。