厚い大きめの封筒を開けると、手紙を添えて、本が3冊入っていた。
昨日、吉本興業の大崎洋会長から本が送られてきたのである。
表紙を見ただけで、ワクワクしてきた。
「吉本興業の約束…エンタメの未来戦略」
大崎洋、坪田信貴著である。
約6000人の所属タレントを擁する日本屈指のエンタメ企業である吉本興業。
「あと5年も経ったら、“よしもと”は、この世から無くなってるんちゃうやろか…」
この本の書き出しである。
2015年の3月30日に、大崎会長と初めてお会いした時には、すでにそのことを話しておられた。
だから、住みます芸人や、地域発信映画製作など、地方をFOCUSした戦略を実行されていた。
吉本興業とダイバーシティメディアのグループ企業とは、ムービーオンでの演劇企画や、YMF山形国際ムービーフェスティバルへの参加、ダイバーシティメディアの番組放送、パスラボ山形ワイヴァンズのエンタメ、共同での映画製作、発掘おもしろ東北人の共催…ナドなどの、様々な分野でコラボレーションすることを、2015年6月末までには、何度も打ち合わせを重ね決めたのである。
「地方創生、アジア、デジタル」が、大崎会長の未来戦略の切り口である。
その具体的な内容が、この本に記されている。
大崎会長へお礼のメールをしたら、すぐに返事が来た。
「今、山形県に来ています。田んぼの真ん中にあるスイデンテラスというホテルと有機農業を視察に来ています。」というもの…神出鬼没である。
今日のヤマナカダイスケ氏のFacebookに、早速載っていたが、その神出鬼没のフットワークの軽さにいつも驚く。
すると、30秒以内には、返信メールが届くのである。
頭の回転の速さは、並外れている。
多くの方々が、大崎会長のカリスマに惹かれる理由の一つであろう。
是非、この本の中のヒントを、読み取って欲しい。
今、エンタメ界の誰もが、先行き不透明な中、五里霧中の旅を続けている。
コロナ明けには、是非、ご一緒し、楽しい時間を過ごしたいものである。