今シーズン、ホーム開幕を迎えて、心の奥底からの感激と、皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいである。
今年2月23日の群馬クレインサンダース戦を最後に、このアリーナから観客の皆さんがいなくなった…。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策とはいえ、次の3月14日と15日の茨城ロボッツ戦は、無観客試合、そして、13試合を残してシーズン終了と、悲しくてやりきれなかったのである。
ただでさえ、パスラボ山形ワイヴァンズにとっては、延べ7人にも上る外国籍選手の怪我や入院、チーム内のまとまりなど、多くの課題を抱えた厳しいシーズンであり、チーム成績が不本意極まりないシーズン。
そして、コロナの猛威での、バスケットボール試合の閉鎖。
チーム収益も過去最低で、チームを存続できるかも頭をよぎり、Bリーグも大河チェアマンが退き、今シーズン開幕できるかがが危ぶまれた時期を経て、島田新チェアマンの下、今季開幕を迎えられたのである。
昨日の挨拶でも話したが、この日をこの場で迎えられたことが、ただただ嬉しく、ここまで来れたのも、ブースターの皆さんの熱い思いと、スポンサーの皆さんの支えによるものであり、心から感謝の意を述べさせていただいた。
B2では他の会場も、ソーシャルディスタンスで、平均800人の入場者だから、うちは準備も遅かったので、500人位の来場者が来てくれればありがたい…と話していた。
ところが、なんと820人のブースターや関係者が駆けつけてくれたのである。
しかし一方で、この日を迎えられた喜びも感じていたようである。
自分からは、ブースター、スポンサー、株主、関係者の皆さんへ、感謝と今シーズンのご支援のお願いを申し上げる。
若松副知事からは、吉村美栄子県知事の激励のメッセージを代読していただく。
試合前、ライコビッチHCとライアンACが、副知事や大神バスケット連盟会長へ、ご挨拶に来てくれた。
ホーム戦の相手は、福島ファイヤーボンズ。
ずっといろんな事を教えて頂いている、先輩チームである福島の宮田社長と。
今シーズン初のアンセムを聞きながら、ここまで来れたことへの感謝の気持ちを唱えた。
声は出せないが、新生ワイヴァンズチアが、一緒懸命踊ってくれた。
まだまだ、噛み合うまでは、時間がかかりそうだが、選手たちには、気持ちだけは最後まで出して欲しい!
自分達のチームを進化させるのは、自分達だけなのである。
その課題を一つずつ改善していく。
時間はかかるが、必ず良くする!と話していた。
自分も、そう思う。
だから、STEP BY STEP なのだろう。
試合には負けたが、必ず、毎試合毎試合、良くなっていくと信じている。
ブースターの皆さんにも、変わらぬご支援をお願い申し上げる。
途中、モンテディオ山形の相田社長が来場する。
彼もパスラボ山形ワイヴァンズの取締役である。
そして、一人一人の選手達やスタッフ達にも、歴史があり物語がある。
そんなそれぞれの人生が交差するアリーナ。
今シーズンも、是非、アリーナでお会いしましょう。