2020年9月12日(土)、天童市スポーツセンターにて、山形ワイヴァンズと福島ファイヤーボンズの練習試合が行われた。
今シーズン、新生ワイヴァンズにとっては、初めての練習試合である。
まだまだ調整の段階ではあるが、久しぶりの実戦に、どのくらいのチームパフォーマンスを見せられるのかを問う試合となった。
外国籍選手は、福島が1人、山形が0人。
なかなか、ちゃんとした戦力を両チームが揃えていないが、ぶつかり合いのフィジカル、スタミナ、チームプレー、シュートとパスタッチなど、確認しながらの、とても充実した練習試合となった。
ライアンが、2年前とは見違えるほどチームをまとめているのを見て、大神先生は「ライアン変わったね!愛媛で良い経験を積んだんだろう。」と話していた。
今年の福島は、上場会社の「識学」がオーナーとなり、フィジカルの体幹強化と粘り強いチームづくりを進めている。
その福島ファイアーボンズとのありがたい練習試合。
はたして、山形ワイヴァンズの選手達は、どんな試合を見せてくれるのだろうか…。
今年、仙台から移籍した新号健選手。
様々な事ができる器用な選手である。
信州から移籍の、飯田遼選手。
スタミナがあり、今シーズンが楽しみである。
京都から移籍の、鶴田美勇士選手は大活躍だった。
柳川龍之介選手も、B1三遠から移籍。
新入団の4人は、かなり期待できそうであった。
河野誠司選手も、チームをまとめ上げ、パスをコントロールしていた。
中島良史選手は、今日、最も得点を上げていた。
ここ数年で、仕上がりが一番良いと思った。
和田選手のフィジカルとキレは、かなりレベルアップしていると感じた。
試合は、ほぼ互角。
今年の山形ワイヴァンズからは、昨年以上のチームワークと一体感を感じた。
福島ファイアーボンズから、このような機会をいただいたことに感謝申し上げたい。
いよいよ、3週間後には、2020-19シーズンが開幕する。
もっと磨きをかけて、万全で開幕に臨みたいものである。
練習試合が終わり、選手たちと少し話したが、みんな明るく元気であった。
9月19日(土)の午後、TIPP-OFF気炎会で、ブースターの皆さんやスポンサーの皆さんへご挨拶ができる。
やっとこの日が来た。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、打ち切り中止になった昨シーズン。
ひょっとすると、パスラボ山形ワイヴァンズは今後やっていけないかもしれない…。
そんなことを、毎晩考えていた時もあったが、多くの方々の支えで、今シーズンもスタートに立てそうである。
そして、改めて感じたことがある。
実はこの日を最も待っていたのは、選手たち自身だったんだと再認識できた1日だったのである。