Quantcast
Channel: 約束の地へ…Love&Peace
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

七日町御殿堰・そば処「庄司屋」の天せいろの美味しさ!

$
0
0
山形市は、古来より水の町であった。

最上義光の後、1922年に山形城主となる鳥居忠政が、生活用水や農業用水を確保する為に、蔵王連峰五郎岳山麓から流れ込む馬見ヶ崎川に、5ヶ所の堰を作り町中の隅々にまで水を通したのである。

これを五堰と言う。



自分が小さい頃は、その小川の上流には蕎麦の実を洗う水車があった。

それらのひとつの流れが、現在の庄司屋がある七日町御殿堰の前の小川である。

そんなシンボリックな場所に、庄司屋御殿堰七日町店がある。



清く美しい水は、日本一のブナ林の有機物を豊富に含み、山形盆地で太陽の陽を浴び、生産物のエネルギーとなる。

米、果物、野菜、酒、そして蕎麦の実である。



当時を思わせる佇まいの、そば処 庄司屋 御殿堰七日町店。



更科系の細いそばであるが、しっかりした腰があり歯応えは十分。

香りも素晴らしく、満足度がかなりアップする。



天ぷらも、かなりこだわっている。

美味しい天ぷらも、硬い大きいコロモが最近多い中、素材の良さをしっかり味わえるのが嬉しい。

最近、かなりハマっている。



世の中に暗雲をただ寄せる様なニュースが多く、心がささくれ立つ日が多い今という時、悠久の川の流れのせせらぎに耳を傾けて、ゆっくりそばを楽しむのも心を癒す方法である。

ブログを書いていたら、また、食べたくなってきたのである。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>