ダイバーシティメディアグループの歓送迎会は、例年だと5月に開催していたが、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、2ヶ月遅れの7月末に開催となった。
山形グランドホテルのご配慮により、普段は350名が入るキャパのサンリヴァ大ホールを借り切り、60名でソーシャルディスタンスを十分とっていただく。
仕事場の状況やお客様都合で参加できないメンバーもいたが、約60人が参加して、グループ各社に入社した13名を歓迎したのである。
また、先の株主総会で常勤監査役を退任された樋口孝司氏を、感謝をもって送ったのである。
今年は予想もしてなかった新型コロナウイルス感染症や、地球温暖化による異常気象などの、自然界の猛威が顕著になっている。
たぶん、これからの将来は、感染症や気候などは、これまで以上に人間社会に影響を与えるであろう。
そういう社会の中、自分たちは「叡智」を持ってこの地域社会を次の時代、未来へ繋げていかなければならない。
また、情報ステーションとして、エンターテインメント産業として、山形を牽引していかなければならない。
そういう、とても社会的意義があり、働き甲斐がある会社に加わっていただいた13名を、心より歓迎する。
また、自分の父親の秘書課長補佐に就いてくださったご縁で、ダイバーシティメディアの常勤監査役を務めてくださった樋口孝司氏へは、感謝しかありません。
〜などと話す。
その後の、樋口監査役の挨拶では、「大好きなダイバーシティメディアで、大好きな仲間たちと一緒に過ごせた時間は、とても尊いものとなった。
行政と民間の違いは驚くくらいあったが、それも日々学習していった。
次に活かしたいと言いたいが、若くはないので、しっかり尊い思い出として大切にしまっておきたい。」と話す。
その後、パスラボの斉藤健常務から、今年のワイヴァンズの昨年の屈辱を晴らすと宣言があり、大いに盛り上がる。
ダイバーシティメディアの吉田淳一常務の発声で乾杯をする。
その後、今年の新入社員がステージに上がり、全員が挨拶をする。
ダイバーシティメディアには、今井仁美、木村裕貴、安孫子奈緒、高橋玲子、武田直大、森谷亜鳥の6人。
ムービーオンには、土屋翔太と、8月1日入社予定の、鶴岡まちなかキネマから畠山将司支配人の2人。
パスラボには、村木蘭、山口賢心、山中太一、小野勝一の4人。
岩手ケーブルテレビジョンには、坂本浩志の1人採用。
グループ全体では、合計13名の新戦力となったのである。
ダイバーシティメディアの営業局配属の3人の新人。
この日は、新型コロナ対策の為、お酌はNGなので、数秒間のご挨拶のみである。
パスラボの新入社員たち。
経理部の今井仁美さん。
ダイバーシティメディア親睦会の定永会長と美里副会長たち。
ムービーオンは、佐藤美沙会長。
普段は、同じビルの中で過ごしている仲間も、また違う環境で親睦を深める。
例年だと、各部局が「出し物」を演じ、その結果優勝を決めて賞金を獲得する。
しかし、今年は密になりがちな「出し物」の局部ごとの練習を取り止め、親睦会が考えた「テーブルごとのジャンケン」で勝ち抜いたメンバーが「借り物競走」を行うのである。
そして、決勝に残った3人が、ある数字を当てて優勝ということになる。
当時は、32歳の自分達が、年上の部類であったが、自分も含めて皆んなが歳を重ねている。
もう若くはないが、踏みしめる一歩一歩は、間違いなく味わい深い足跡となっていると思うのだ。
その多様な足跡こそ、ダイバーシティメディアの真骨頂の様な気がするのである。
閉会の挨拶は岩手ケーブルテレビジョンの阿部新一社長が行い、ムービーオンの高橋俊行常務が「三本締め」で会を閉じたのである。
コロナ下での歓送迎会は、やはり、みんなとの距離がとても遠くに感じた。
山形市で、ここ数ヶ月、感染者が出ていないことが歓送迎会の開催の条件であった。
早くコロナ禍が終息してほしい。
来年は、もっと厚く、しっかり出会いの尊さを感じたいと思うのであった。