新型コロナウイルス感染が、日本を含め世界中を覆った2020年。
まさか、輝かしいオリンピックイヤーが、こんなことになろうとは、誰が予想していただろう。
それも、未曾有の歴史的大惨事となっている。
小中高の学校は、3月からすでに2ヶ月間の休校になろうとしているのだ。
午後6時過ぎ、会議が終わり校舎の外に出ると、夕日がすべてを照らし、不思議な世界を醸し出しとても綺麗だった。
時間が止まった様な錯覚。
この場所は「映画・君の名は。」と同じような感覚を受け、現実から離れていく。
花が夕日を浴び、チューリップが一輪、風に揺れている。
空が抜け、開放感がある。
ここにいると、可能性が広がっていくような気がする。
すこしでも早く、生徒達の賑わいが戻ってくるのを願っている。
これからは、新型コロナウイルスと共存する「新しい生活様式」を、自分たちがどう作っていくのか…。
パラダイムの大転換。
それを含めて、次の時代の在り方を、是非学んで欲しいと思う。
人類の歴史は、古来より「問題解決」である。
だから、進歩があり、文明は進化する。
今年の入学式で、生徒たちへ話したいことであったが、出席できず話せなかった。
4月1日のダイバーシティメディアグループの入社式では、かなり深く話した。
いよいよ、新しい時代への突入である。