4月16日(木)、政府による緊急事態宣言が全国に拡大されたこと、さらには山形県の休業要請を受け、山形県内の8映画館で構成する「山形県興行生活衛生同業組合」の緊急理事会をムービーオンで開催した。
山形県内ではあるが、この時期の長距離の移動を控えたいので、米沢と三川のイオンシネマを、天童のイオンシネマの芹澤支配人が代表することになる。
副理事長である鶴岡まちなかキネマの木戸社長もテレビ電話での参加。
フォーラムグループも、密集を避ける為、長澤専務がソラリスと山形と東根フォーラムを代表する。
鶴岡市のまちなかキネマの木戸社長とのSkypeは良好であり、しっかり意思疎通ができたのである。
準備していただいた、ダイバーシティメディアのスタッフや、ムービーオンのスタッフには感謝である。
翌日の4月18日(土)から4月24日(金)までの間に、各館が順次、休業休館する。
山形県の要請通り、5月10日(日)には再開する予定であるが、その時点での社会情勢を鑑み、再度理事会を開催し、判断することとした。
また、山形県へ対する要望をまとめること、配給会社や取引関係会社などへの挨拶文の統一などを決めた。
映画館の館主たちが集まって、「映画の上映を止める話」「映画館を閉める話」をすること自体が断腸の思いであり、「非日常」「夢へ誘う空間」である自分達の責任を果たせない悔しさがある。
集まった理事各位も同じ気持ちである。
今年も、春休み、ゴールデンウィーク、夏休みと、「映画」によって、「楽しい時期を、さらに感動する思い出の時間」を感じてもらうつもりであった。
「映画の灯火」は、消したくないが、残念である。
しかし、「人の命」を守る為に、今は我慢をし、目処がついたら、また「映画による感動」を劇場で感じて欲しいと思う。
その時まで…。
また、必ずご来場ください。