令和2年4月1日(水)、ダイバーシティメディア、パスラボ、ムービーオンの合同入社式及び辞令交付式が行われた。
10人の新入社員が、新たにダイバーシティメディアグループの船団に加わったのである。
ダイバーシティメディアは、営業局に3名、事業局に1名、メディア戦略局に2名が配属される。
パスラボは、経理部に1名、運営部に1名、トレーナーに1名が配属される。
ムービーオンは、運営部に1名が配属される。
新入社員の面々は、緊張の中にも、凛々しく前向きの姿が輝いていた。
ひとりひとりの名前を呼び、辞令交付をする。
人生の中で、とても大切なこの瞬間を、一生忘れないで欲しいと思った。
ダイバーシティメディアとパスラボでは、高校生からの新採用は初めてである。
(ムービーオンでは、12年前に山形商業高校からの新採用がある…今回、その社員は課長代理に昇格)
1か月前、自分が卒業式で祝辞を述べた、東海大学山形高校の卒業生である。
この日は、辞令交付式の後、社長訓示をする。
最前列の新入社員の目は力強く、瞳は輝いていた。
『人生とは問題解決の連続である』
生きていく中で、問題や課題と出会い、悩み葛藤し、苦しみながらもそれを解決しようと考え行動する。
そこから成長や進化が生まれる。
大切なのは、問題や課題とぶつかった時、向き合って解決をするという「免疫力」が必要である。
楽しい事の多い学生とは違い、社会ではこの「免疫力」が重要となる。
それを学び、その術を身につけていこう。
様々な能力とアイテムを持ち、ステップアップしていこう。
人類の進化も同じである。
新型コロナウイルスに対する免疫力、それらから打ち勝つ能力とアイテムが必要。
夢を追い求めて、自己実現をしよう。
司馬遼太郎氏の歴史小説「坂の上の雲」の秋山兄弟について話す。
兄の好古は、当時世界最強のロシアのコサック騎兵隊から勝利し、弟の真之はバルチック艦隊から勝利する。
真之が幼少の頃詠んだ歌「雪の日に、北の窓開けシシすれば、あまりの寒さにチンコ縮まる。」から20年後、日本国を背負って戦いに挑む時、「皇国の存亡この一戦にあり。天気晴朗なれど波高し。」と日本国大本営へ打電した。
混乱の時代に「志」を持って生き抜いた先人の物語。
是非、諸君も、粘り強く諦めずに、自分の「志」を貫いて欲しい。
20分くらい、熱く語った新入社員への訓示であった。
新型コロナウイルスのことがあるだけに、「力強さ」と「逞しさ」に触れたのである。
最後に、新入社員各位が、ひと言ずつ話した。
頼もしかった。
未曾有の混乱、激動の今だけに、一人ではなくONE TEAMで頑張って生きたい。