いよいよ、東北ケーブルテレビネットワーク(TCN)のポータルサイト事業が動き出そうとしている。
何とか、今年の夏の東京オリンピック・パラリンピック2020に間に合わせたいと考え、2016年末からのTCN-VCASTプロジェクトとほぼ同時に、東北ケーブルテレビ・プレミアム・ポータルプロジェクトとして準備をしてきた。
そして今日、これまでの企画立案・プロジェクト推進のコアメンバーであるジャパンケーブルキャスト(JCC)の元専務であった田中慶彦氏(ティーネット ジャパン)から、東北ケーブルテレビネットワークのポータル事業プロジェクトのチーフプロデューサーに就任していただいた。
東北ケーブルテレビネットワークの社長である自分と、専務である阿部新一氏、取締役の吉田淳一氏、執行役員の小川康成氏、同じく山王辰也氏と打ち合わせ後、山形チャイニーズ香琳にて、ささやかな就任祝いを行う。
それぞれの成り立ちや事情があり、資本統合やMSOのような関係でもない。
それぞれが独立性を維持しながら連携する事業体が東北ケーブルテレビネットワークである。
東北がひとつになったような気がする。
背景には、2011年の東日本大震災をみんなで乗り切ろうとした共同体意識がある。
プロバスケットBリーグのアーリーカップも東北ケーブルテレビネットワークで収録・放送させてもらう。
そして、今、ケーブルテレビ業界に、新たなビジネスモデルが求められている。
今年の夏は、1人でも多くの人に、BS4K放送でオリンピック放送を観てもらいたい。
合わせて、新しい東北ならではのポータルサイトを利用していただきたいのである。
新たな物語は、2020年夏に…はじまる。