今回で第15回目を迎えたYMF山形国際ムービーフェスティバル。
11月9日(土)、最終ノミネート作品の各賞の発表・表彰式の前に、YMF功労者表彰を行った。
ダイバーシティメディアの鈴木淳予アナウンサーと、今回の表彰式のMCを務めるアンダーグラフの真戸原直人氏より、5人の功績が紹介される。
功労賞のレッドトロフィーは、グランプリのゴールドと準グランプリのシルバーの各トロフィーと、形は同じであるが、赤色に銀のチップが塗されている。
フォルムはデザイナーの奥山清行デザイン、素材は山形鋳物で、菊地保寿堂が製作した。
副賞の山形県産ワイン。
256の榎森伊兵衛酒店の榎森社長が厳選したワイン。
☆南陽市産の、グレープリパブリック BIANCO 2018
☆上山市産の、サントネージュかみのやま中島畑メルロー
☆高畑町産の、高畑ゾディアックピノ・ノワール
☆高畑町産の、高畑ゾディアック シャルドネ
どれも素晴らしいワインと、榎森社長から推薦を受けた。
村川透氏。
第1回では審査員会副委員長、第2回以降は審査員会委員長を務められた、YMF山形国際ムービーフェスティバルの顔である。
その厳しくも温かい村川透監督の視線は、多くの若きクリエーター達を発掘した。
船越英一郎氏。
第2回より審査員を務められ、最優秀俳優賞・船越英一郎賞を創設され、将来性がある若き俳優を発掘してきた。
いつの日か、YMF山形国際ムービーフェスティバルが、日本のサンダンス映画祭になって欲しいと言い続けてこられた。
行定勲氏。
第1回目のYMF開催時に、ビデオメッセージを頂いて以来、最多の12回の招待作品を上映する。
また、YMFの特別顧問として、様々な協力と支援を賜った。
萩尾友樹氏。
第1回の運営委員と審査員を務め、「才能よ、雪に埋もれるな。」のキャッチコピーを発案し、YMFの礎を築いた。
浅野博貴氏。
YMFの受賞監督の、スカラシップ作品のプロデューサーを務めて、若手監督の才能を引き出していただく。
7本のスカラシップ作品を手がける。
誰からも支配されず、主体性と自由性を重んじるこの地方都市の映画祭が、世界の映画界の奇跡になることを夢見て。