8月28日(水)、七日町の「焼肉すてーじ火輝」にて、パスラボ山形ワイヴァンズとして、やっと揃った外国人選手3人の歓迎会兼懇親会を行った。
昨シーズンから山形ワイヴァンズのゴール下の大魔神として大活躍のチュウことチュクゥディエベレ・マドゥアバム、そして今シーズンから参加するTGことトリアン・グラム、先週末に合流したビッグマンのスティーブン・ハートである。
トリアンとハートは、初来日である。
真ん中にいるのは、たまたま焼肉屋で会った、「あいのり」からケーブルテレビ山形(現ダイバーシティメディア)でMCをしていた隼人。
「すげー!おっきいー!」と言っていた!
トリアンの入団記者会見を行った日、ダイバーシティメディアのミーティングルームで、河合竜児ヘッドコーチや佐藤洋一GMと話をし、次のハートが来日した時に、チュウも入れて3人の外国人選手たちの歓迎会兼懇親会をやろうとなったのである。
自分は、外国人選手達を、1年だけの「助っ人」や、金銭的なプレーヤーとしての価値で、取っ替え引っ替えはしたくないと思っており、相手の外国人選手は様々な価値観の人がいるが、少なくとも自分たちは「ファミリー」「チームの愛すべき仲間」と位置づけたいと思っていた。
それを、本人達に伝えたのが、ゲーリー、コーリー、セスの3人との懇親会であった。
外国人選手に特に厳しかったヘッドコーチとの間にデス・コミュニケーションが発生した時だった。
家族のこと、将来の夢…彼はら異国に来ているまだ20代の若者である。
徹底的に話し合った。
(自分が英会話を習おうと思ったのも、その頃である)
それからは、ビリー・マックシェパード、COクリス、ウィル・クリークモア、そしてチュウなど、今でもメールのやり取りをしている。
心に残っている選手もいる…亡くなったウィリアム・ナイト。
当たり前であるが、それぞれの物語をそれぞれが一生懸命生きているのだ。
だから、この懇親会は、ほとんどバスケットボールの話はしない。
食べ物、気温、仲間、音楽、友人、体調、家族など、人と人が繋がって、さらに深く繋がれる。
山形の肉のレベルに、皆んな大喜び!
とにかく、食べまくっていた。
トリアンは、サラダボールをお代わりしていたし、ライスも大盛りをお代わりしていた。
チームからは河合ヘッドコーチ、東島アシスタントコーチ、徳武マネージャー、高橋通訳、小林トレーナーが参加し、フロントからは自分と洋一GM、武田営業本部長、秘書課の高橋係長が参加する。
いつまで、怪我が治るか?など、かなり真剣かつ科学的な話が多い。
トリアンの好物は、ジャック・ダニエル。
ハートは、ウォーター。
チュウは、何でもオーケーであった。
自分と河合ヘッドコーチは、アルコールは飲めないが、午後10時過ぎまで、様々な事を話し合ったのである。
この絆が、シーズンを通して、さらに強く太くなる事を、心から願いたい。