8月31日(土)、山辺町民総合体育館にて、3人目の外国人選手である、スティーブ・ハート選手の入団記者会見が行われた。
この日は、午後2時より「山辺町バスケットボールフェスティバル」のエキシビションマッチとして、茨城ロボッツとの試合が行われるが、その前の時間に記者会見を行ったのである。
登録が間に合わず、この日の試合には出られなかったが、パスラボ山形ワイヴァンズとしては、昨年からのブロック王のチュウ、ガードのトリアン(TG)に続いての、3人目の210センチで120キロのビッグマンであるハートの加入は、とても嬉しく思う。
エキシビションマッチの前の会見だけに、報道機関の皆さんも、多勢が集まってくれる。
ハートは、カンザスステイト大学時代には、トリアンとライバル同士であり、よく戦っていたそうである。
両選手ともNBAからも注目された選手であり、この前日のアンオフィシャルなクローズでの渋谷サンロッカーズの練習試合でも、2人で約40点をたたき出していたのだ。
河合ヘッドコーチは、ハートの加入をとても喜んでおり、外国人3人がどの組み合わせになっても上手い連携が図れると太鼓判を押していた。
トリアン同様に、初日本でのプレーとなるが、2人が同じ歳であり、知り合いだったという事は、とてもラッキーであった。
これで、当初河合ヘッドコーチがイメージしていた通りの布陣となったのである。
たぶん、いや確実に、このスティーブ・ハートは、今年のBリーグの台風の目になると思ったのである。
体幹と、ハイレベルな技術力。
両方とも兼ね備えているハートのバスケットを、是非、堪能して欲しいと思う。