9月1日(日)、第5回となる「発掘!おもしろ東北人 2019 決勝大会」が、東北最大級のシネマコンプレックス・ムービーオン(山形市)で開催された。
日本ケーブルテレビ連盟東北支部が主催し、吉本興業の協力のもと、東北ケーブルテレビネットワークが運営をする。
8年前の東日本大震災のあと、東北に在るケーブルテレビ局が集う場面で、「何とか東北を元気にしたい!」との思いが語られ、吉本興業のエンターテインメントの力を借りてイベントをやろうとの話になったのである。
あの瞬間に凍りついてしまった心は、そう簡単には解けない。
でも、「人を笑わせる、人を楽しくさせてくれる」東北人が、いればいるほど、元気を取り戻せるかもしれないとの思いが、東北のケーブルテレビ各局にはあったのである。
その後、日本ケーブルテレビ連盟東北支部の中に、クリエイティブ部会組成して、コンテンツの創出やイベントの開催について話し合ってきたのだ。
これまでのMCは、南海キャンディーズ、ケンドーコバヤシ、品川庄司、そして2年連続でココリコの遠藤章造の各氏である。
多くの方々が、東北各地から集まり、各ケーブルテレビ局での予選会を勝ち抜いた、おもしろ東北人たちを盛り上げてくれる。
一般入場者も、過去最高となる。
10年契約で、「発掘!おもしろ東北人!」の司会をやるつもりでおります!
そんなコメントから始まり、会場の笑いを集めたココリコの遠藤章造さん。
ダイバーシティメディアの鈴木淳予アナウンサーとは、2年連続だからなのか、息がとても合う。
審査員は、吉本興業のよしもとエリアアクションの新田敦生副社長。
ダウンタウンのマネージャーから「なんば花月」の社長を務めてこられたので、お笑いのオーソリティーである。
日本ケーブルテレビ連盟東北支部長で、岩手ケーブルテレビジョンの阿部新一社長。
日本テクトホールディングスの増岡厳社長。
ジョイングループの武田靖子常務。
そして東北ケーブルテレビネットワークから自分。
秋田ケーブルテレビや宮城県の皆さん、山形県のメディア、そしてダイバーシティメディアから取材があり、例年以上の賑わいとなった。
自分からは、多くの方々から大会を育てていただいたことや、スポンサー、そして吉本興業への感謝を申し上げた。
そして、「1番おもしろい東北人は誰だ!?」を探して欲しいと話す。
第1話回目グランプリを獲得した「まつトミ」
今では、ダイバーシティメディアではメインMCであり、宮城県の民放にも数多く出演している。
昨年度のグランプリの萌江さん。
「自称ホヤ大使」が、石巻市の観光大使となっていた!
今や全国ネットのテレビにも出演し、活躍している。
まつトミも萌江さんも、グランプリを取った日から、「今日とは違う、世界が広がる!」と話されていた。
そして、今年の全出場者がステージ上に勢揃い!
審査員とその並びに、ダイバーシティメディアの吉田常務、気仙沼ケーブルテレビの濱田常務、岩手ケーブルテレビジョンの小川常務ら、東北ケーブルテレビネットワークのメンバーが揃う。
トップバッターは、青森県代表の「マツ&タケ」
お一人は喜寿を迎えたとのこと。
演劇で鍛えた表現力を、遺憾無く発揮されていた。
青森ケーブルテレビの石井社長や仙台CATVの日高常務も大笑い。
シンガーソングライターで、歌もノリもとても良かった。
2年連続出場の山形県代表のマタンゴ。
あまりネタが受けずに、次第に自信なさげなコメントから…部室ネタへ遠藤さんとソラシドが誘導して爆笑に!
特別枠、新潟県代表のレイジーボーンズ。
今までになかった、サクランボとりんごのネタ。
山形県の特産をおもしろいネタにイノベーションさせたチカラは凄いと思った。
ムービーオン貴賓室にて、審査員会議。
東北各県に住む、住みます芸人の皆さんのパフォーマンス。
そして、いよいよ、各賞の発表!
ココリコ遠藤章造賞は、宮城県代表の「THE SOBAUDONS」
副賞のツーショット記念撮影。
審査員特別賞は、レイジーボーンズ。
吉本興業のよしもとエリアアクション副社長の新田さんから、表彰状が渡される。
そして、今年のグランプリは…。
で、プレゼンターの自分が、噛んでしまい、遠藤さんから突っ込まれる!
こんな方々が、東北に眠っていたのか?という驚き、そして、この大会の趣旨の「発掘!」そのものの方であり、77歳の高齢者でも、まだまだチャレンジしていくという精神に敬服。
賞金10万円と、副賞として福島県で開催される吉本興業のイベントへの出場権と、東北ケーブルテレビ局各局のコミュニティチャンネル出演権が渡された。
来年も、また再来年も、東北地域の元気回復の為に、東北のケーブルテレビ局で盛り上げていきたいと締めくくった。
そして、来年も、さらなる多くの元気印の皆さんの登場を心待ちにしたいのである。
多くの皆さんへ感謝である。