8月1日(木)、山形グランドホテルにて、山形ワイヴァンズの運営会社のパスラボと、山形ワイヴァンズのユニフォームスポンサーのあしたのチームが主催の経営セミナーを開催した。
最低賃金の引き上げ、後継者不足、労働人口の減少…様々な逆風の中で、中小企業が今すぐ打つべきことをフォーカスした、経営者、後継者、経営幹部向けのセミナーである。
セミナーの講師には、2人をお願いした。
あしたのチーム社長の高橋恭介氏…興銀リース、プリモ・ジャパン副社長を経て、2008年に株式会社あしたのチームを設立し、人事評価制度の構築・運用を通して、2500社を超えるコンサルタント。
インフィニティ社長の牛窪恵さん…「所さん!大変ですよ」「さんまのホンマでっか⁉︎TV」のコメンテーターや、トレンド・マーケッティングライターで、「草食系男子」「おひとりさま(マーケット)」と言う言葉を生み出した。
会場には、約120人の若手経営者や経営幹部達が集まり、熱心に講師やパネラーの話に耳を傾けていた。
牛窪さんの講演は、とても興味深く面白かった。
社会人のコミュニケーションスキルや価値観は、時代が生み出すトレンドや家庭環境によって大きく変わるとのこと。
また、意思決定までの過程は、約7年程度の違いで、全く異なった反応を示すと話された。
今の若者は、不明確な指示や公私の混同を嫌うなど、世代間のギャップや違いの裏付けを教えられ、目から鱗であり、カラクリが分かった気がしたのである。
あしたのチームの高橋社長の講演は、「エンゲージメント」を高めることで、目的に向かう気持ちや帰属意識が強くなるとのこと。
また、彼らの提案する人事評価システムは、全てクラウド型であり、毎日更新でき、スマホからの情報の受け渡しの為、とても便利でスピーディーであるのだ。
その後行われたパネルディスカッション。
人材育成についてのそれぞれの取り組みについて話し合った。
モデレーターに赤羽前社長、パネラーはあしたのチームの高橋恭介社長、モンテディオ山形の相田健太郎社長、パスラボの自分である。
幹部社員教育や、1対1のワンオンワンの面談、意識改革など、様々な話が出る。
それぞれの幹部の夢と、会社や社会の夢を、重ねることができれば素晴らしいと、自分は話したのである。
長時間のセミナーだったが、参加者は最後まで真剣に話を聞いてくれていた。
感謝である。
その後、郷土料理の「浜なす分店」にて、講師陣や関係ゲストと共に、山形県の郷土料理を食べながら懇親を図る。
山形の夏の名物「だし」
「芋煮」
小国川の天然の鮎。
山形牛のステーキ。
庄内浜の岩ガキ。
山形名物の蕎麦。
自分より調度一回り違う、高橋社長と赤羽前社長のコンビ。
その後の二次会でも、大いに盛り上がった。
あしたのチームの企業戦略は、相変わらず素晴らしい。
年間に100本を超える講演をこなしている高橋社長。
会社としては、その倍のセミナーを開催しているあしたのチーム。
今後の彼らの動向から目が離せない。
セミナーに参加してくださった方に、心から感謝と御礼を申し上げる。