やっぱり「ワイルド・スピード」は、半端なくおもしろい!
これまでの「ワイルド・スピード」は、度肝を抜くカーアクション、改造車の爆走、豪快なスタントの連続。
そして、ファミリーの絆。
スキンヘッドで、マッチョなタフガイたちが暴れている。
世界中の観客に、満腹感を与え続け、右肩上がりの記録的な興行成績を上げている。
これまで8作が作られているが、観客をスカッとさせることに主眼を置いてきているのだ。
そして今回は、ホブスとショウが主役である。
馴染みの他のキャラクターは登場しない。
今作は、シリーズ第7作「ワイルド・スピード SKY MISSION」と、次の「ICE BREAK」から連なる彼等の物語を、キチンと踏まえられている。
だから、2人の関係性が面白く、引き起こす化学反応が絶妙という他にない。
元FBI特別捜査官のルーク・ホブス。
元M16エージェントのデッカード・ショウ。
とびっきりソリが合わない2人である。
「ワイルド・スピード」ファンを、裏切らない作品となっている。
数カ所で、「ゲーム・オブ・スローンズ」について突っ込んでいるのも、とてもアメリカらしいと思う。
本編が終わっても、エンドロールの最中、さらには会場が明るくなるまで、映画は終わらないので、席を立たないようにおススメしたい。
この夏、最もエキサイティングな映画として、必見である!