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東映の山形地区担当が、間宮氏から後輩の東藤氏へ。

映画会社の老舗・東映の映画営業部に所属し、5年もの間、山形地区の担当をしてくれた間宮裕人氏が、担当地区が東北太平洋側と関東圏にスライドする事により、山形地区を後輩の東藤慶清氏へ引き継ぐ事になった。

3月19日(火)、山形県の民放4局などにご挨拶に来られ、その後、ムービーオン、ダイバーシティメディアに、ご挨拶に来てくれた。



間宮氏は、自分の娘が東映に入社した時の同期で同じ歳。
娘が東京にいた頃は、とてもお世話になり、それからというもの、息子のような存在であった。

穏やかで優しい爽やかな男子であるが、なかなか気骨があり、さすが老舗・東映のセールスマンだと、頼りにしてきた。

彼は、取締役の村松営業部長と、現在の木村営業部長の、2人の部長に育てられた将来を嘱望された人間である。

今回担当となった、東藤慶清氏は、名前から想像できる通り、源氏の流れを汲み、早稲田大学出身の聡明で信頼に足る男子である。



この節目を、日本酒で過ごしたいとのことで、出羽桜の大吟醸の「雪女神」で、間宮氏との別れの杯を交わした。
また、東藤氏とは歓迎の杯を交わす。

と言っても、自分は口をつける程度であるが…。



2人の近況や、映画界の情勢を話した後は、もっぱら間宮氏との思い出話しとなった。



(数年間の芋煮会の様子)
まずは4年目となる、山形県興行生活衛生同業組合の主催の研修会と芋煮会。

山形県の全ての映画興行会社が参加して、テレビ局も入り、東京の映画会社の方々と大芋煮会を馬見ヶ崎河原で行う。

そして二次会、三次会と続く。
その後も、若いメンバー達は、ラーメンを食べに行ったり、夜中まで語り合う。

〜そんな思い出を回想する。




間宮氏とは、キャンペーンも沢山やった。



特に印象的なのは「おかあさんの木」と「孤狼の血」
そして、山形県民会館を2回公演した「北の桜守」である。

合計3000人超でいっぱいの「北の桜守」キャンペーン。

キャンペーンが終わった後、控え室で、間宮氏ととても多くの事を話した。

山形県は、出資案件も多いので、営業部の方々には、大変な思いをさせたと思う。
特に、間宮氏はいつも必死に頑張ってくれた。

心から感謝である。



そして、新しく担当となる東藤氏。
昨年の芋煮会の時も山形に来られたが、今後も何度も山形入りされるだろう。

激変する、映画、メディア、SNS、通信業界。
これからどうなっていくのかを、この日もみんなで話し合う。



二次会では、「多十郎純愛記」や「麻雀放浪記」の話になる。

ポスターの刀が、笹原副社長の頭に…笑笑
などと話すが、この映画はとってもシリアスで本気の高良健吾が見られる。

彼の殺陣は凄みを感じた。
大御所の中島監督作品。



最後は、夜の町中でラストの1枚である。

自分も涙腺が弱くなったが、間宮氏との別れは惜しまれた。

いつか、きっと東映、いや映画界を背負う人間になってほしいと、エールを贈りたい。




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