3月24日(日)、青森県スポカルイン黒岩にて、山形ワイヴァンズと青森ワッツの試合が行われた。
今シーズン、残り10試合あまり。
東地区の順位も重要だが、何よりも同じ東北地区の闘いだけに、意地と意地がぶつかり合う。
山形ワイヴァンズは、前節の仙台89ERSからの連敗を受けての戦い。
青森ワッツも、ここしばらく、なかなか勝てない状況の中のホーム戦。
お互い、勝ちにこだわる。
第1クォーターは、青森ワッツが21対15で6点リード。
その後、山形ワイヴァンズが追いかける展開となる。
その中で、特にエナジーを放ったのが、中島選手。
この日ら15得点の大活躍。
ウィル・クリークモアも、移籍後の最高得点となる33得点を上げる。
リバウンドも15と気を吐く。
チュクゥイエベレ・マドアバムも、素晴らしいダンクシュートを含み23得点。
シューターの古橋選手が怪我で戦列を離れた中、その役割を佐藤正成、岩田涼太、高濱拓矢の3選手が担うが、とても良かったのが、伊澤実孝選手の3番への投入。
以前から、小野寺ヘッドコーチと話していたが、ここでしっかり仕事をしてくれた。
秋山の1番ガードと、伊澤の3番シューターは、チャレンジである。
伊澤実孝選手が、走り回って頑張ってくれたが、シュートの精度はもう一つ。
いつもよりは動き過ぎた後のシュート。
体力面の課題もやはりあるが、新たなチャレンジは眼を見張る。
正成の復調の期待、古橋の怪我の回復など、多くの混沌の中での起用であろう。
試合結果は、山形ワイヴァンズが87点、青森ワッツが79点で、山形ワイヴァンズの勝利である。
日曜日の今季同カード最終戦、最高のパフォーマンスをみせて頑張って欲しい。