5月14日(月)、パレスグランデールにて、山形日産自動車株式会社社長であり、山形県の日産グループの代表である小関眞一氏の、全国自動車販売協会会長の就任祝賀会が、約350人が集い開催された。
山形県では、前日の長澤豊全農会長就任に次いでの慶事であり、農業分野と自動車分野のトップが同時期に山形県出身者であること自体が、とても喜ばしいことである。
ご挨拶では、人生には「上り坂」「下り坂」があるが、今回のことは「まさか」であったと、会場を笑わせた。
そして、お父上の小関喜久会長が、山形県の日産の各ディラー…サニー、プリンス、チェリー、山形日産などをまとめたから、全国では稀に見る「1つの日産」が山形県に誕生し、その功績がとても大きいと話されていた。
父への感謝、従業員への感謝、山形日産社員OBへの感謝、お客様への感謝など、「感謝」で溢れる挨拶であった。
テーブルの上にも、一人一人への感謝の気持ちを込めた封筒があり、山形県が「つや姫」の弟分として今秋販売予定の「雪若丸」を記念品として届けるとのこと。
山形県のPRをキチンとしてくださる素晴らしい方である。
また、デトロイト・フォードミュージアムでの起工式でのトーマス・エジソンのサインの写真も印刷されており、そこには、今から100年も前に、エジソンは電気自動車が主流になるはずだと考えていたそうである。
ちなみに、トーマスエジソンの誕生日は1847年2月11日、小関眞一会長の誕生日は1957年2月11日。
110年の時を超えて、エジソンからのバトンを渡された気概が小関眞一会長から感じられた。
この大変革の時代に、自動車販売の日本のトップに就いたのだから、その責任は大きい。
日本国の税収90兆円の約10パーセントの9兆円は、自動車産業界が賄っている。
故に、日本の基幹産業であるのだ。
日産自動車の最高責任者の西川廣人氏のメッセージや、吉村美栄子山形県知事、寒河江浩二山形経営者協会会長、清野伸昭山形商工会議所会頭などの祝辞でも、小関会長の功績を称えていた。
鏡開きの後、山形県銀行協会会長の長谷川吉茂山形銀行頭取のご発声で乾杯!
小関眞一会長と奥様の千智様と、記念のスリーショット!
自分と小関眞一会長の出会いは、以前もこのブログで書いたが、自分が31歳の時に、ケーブルテレビを山形に創りたいと、一番先に株主の依頼に伺ったのが、山形日産の小関眞一氏。
当時は34歳の眞一会長を、「眞ちゃん」などと兄のように慕っていた。
自分の父親の故吉村和夫山形市長と、小関喜久会長もとても仲が良く、親子二代のお付き合いである。
今回の就任が決まって、電話やメールのやり取りを数回したが、「大変なお仕事をお受けして、頑張ってくださいね!」と言ったら、「あなたも、プロバスケット、YMF映画祭、テレビ局、学校経営など、地域の為に必死でやっている。自分もそれと同じで、業界の為に必死でやる!」と、そして「お互い世の為人の為に頑張りましょう!」と、鳥肌が立つような言葉であった。
全国自販連会長としての初勤務の朝も、「今から行ってきます。ちょっと緊張している。」などと留守電に入れてくださった。
その人柄に惹かれてしまうのだ。
各界各層から、実に多くの方々が駆けつけた祝賀会。
吉村美栄子山形県知事や遠藤利明発起人代表、さらには経済団体や金融界や放送界など…。
眞一会長のお人柄の賜物である。
これからも、未来の日本の為に、次世代を担う子どもたちの為に、健康に留意して、大車輪の活躍を心より願ってやまない。