土曜日の夜、ダイバーシティメディアの須貝広告局長とダイバーシティメディアの近くの、ステーキ専門店「贅」で夕食をとりながら打ち合わせをする。
女性の営業畑では、ダントツの成績を残し、彼女を超えるキャリアウーマンは、今後も現れないと思う。
事務系や秘書系や制作系の女性が多い中、営業一本というのは、頭が下がる。
彼女の心情は、「フェアーか?アンフェアーか?」
フェアーでないことには、屈せず議論を挑む。
しかし、ちゃんとした理由や状況を理解すれば、最も力強い戦力となる。
広告局のこと、部下のこと、会社全体のこと、プライベートなこと…約20年前から、毎月、毎年、彼女とは共有しているつもりだ。
クリント・イーストウッドは、「ヒーロー達は、かつてハリウッド映画にいた英雄達ではなく、日常の様々な悩みや葛藤を持ちながらも、一生懸命生きている普通の人々」と伝えたかったのだ。
2015年8月24日に実際に撮影された写真。
この日は、初めて、ダイバーシティメディアのグループの経営会議について、感想と意見を聞く。
的を得た発言に驚きを覚えた。
成長したな…立派なキャリアウーマンに育ったと確信した。
店を出たところで、声をかけられた。
「毎日、ブログを読んでます!頑張ってください!」と、初めてお会いした爽やかな沖津くんという若者だった。
握手をして、「一緒に写真を撮って良いですか?」と言われたので快諾し、彼と自分の携帯写真に、それぞれ撮ったのである。
車に乗ってから、須貝局長が、「彼はとっても勇気がありますね!」と言う。
そうだな…行動しないより、行動すること。
黙して語らずより、キチンと自分の気持ちを伝えること。
それは、勇気と未来を切り開くチカラ…そんなことを考えながらムービーオンへ行く。
なんと、この日の観た映画は、まさに、そんな映画だった。
映画「15時17分、パリ行き」を観た。
2015年8月21日にヨーロッパで発生した無差別テロを題材にした真実の物語である。
それだけでなく、主人公の3人は、実際の事件を解決した本人たちが演じている奇跡の映画であった。
監督は、今やアメリカを代表する映画監督のクリント・イーストウッド。
幼馴染みの3人が出会った幼少時代から、テロに遭遇するまでの人生の道程を通し、「何故、彼らが命がけの行動を成し遂げることができたのか」を描いている。
カリフォルニア州サクラメント。
シングルマザーのジョイスとハイディは、彼らの子どもたちが、問題児としてこう長室に何度も呼び出されていた。
その子どもであるスペンサーとアレクが大親友。
そして、校長室の常連のアンソニーと友達になる。
悪戯の度合いは増して行く。
母に厳しく叱られるスペンサー。
彼はひとり神に祈る…「僕を平和の道具にしてください。憎しみは愛をもたらし、争いには赦しを、闇のあるところには光を…」
それから数年後、スペンサーはSERE「生存回避抵抗脱出」の指導官への道を歩みだし、アレクは軍人になりアフガニスタンへ、アンソニーは大学生活を満喫。
それぞれが、それぞれの暮らしをしていた。
ある時、彼らは再会し、ヨーロッパの3週間の旅行を企画する。
アムステルダムの夜を満喫した3人。
飲み潰れながら、昔を思い出す。
そして、彼らが乗ったのは、運命の列車だった。
アムステルダム15時17分発のパリ北駅行き。
その列車の車中、テロリストが無差別殺人を開始し出した矢先、スペンサーが隙を見つけて飛び掛かる。
3人がそれぞれ自分の主体的な動きによって、無差別テロによる列車の制圧を阻止したのである。
クリント・イーストウッドは、「ヒーロー達は、かつてハリウッド映画にいた英雄達ではなく、日常の様々な悩みや葛藤を持ちながらも、一生懸命生きている普通の人々」と伝えたかったのだ。
2015年8月24日に実際に撮影された写真。
フランスの最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章の授与式にて。
左より列車の中で被害者に医療を施したクリストファー・ノーマン。
そして、アンソニー・サドラー。
フランソワ・オランド(当時)フランス大統領。
そして、スペンサー・ストーンと、アレク・スカラトス。
率直に、とても心が温かく、人々の善意のチカラを感じた映画だった。
エンディングロールに、アメリカのホワイト・ハウスまでのパレードのシーンの実写が描かれている。
リアルだけに、臨場感溢れる映画である。
動かないより動くこと。
引きこもらないで、シャッターを降ろさないで、外に出ることしか、きっと未来は変えられないのかもしれない。