パスラボ山形ワイヴァンズには、公認ブースタークラブの『WYLB(ワイラブ)』がある。
当初から、山形でのプロバスケットボールの試合は、ワイヴァンズも相手チームも気持ちよく試合をし、観戦している方々も楽しめるアリーナ空間を作り、結果として、パスラボ山形ワイヴァンズのブースターやファンを増やそうという、キチンとしたコンセプトを持った組織を作るという方々が中心となり設立してくださった。
お互いに、合意書にサインをし、バスケットファンを増やそうと、全国でも珍しい、チーム公認ブースタークラブなのだ。
だから、勝つことは喜ばしいが、選手たちやチームスタッフが一生懸命に闘い負けたとしても、「次は頑張ろう!」とエールを送ってくれるのである。
彼らに応えたい思いは、選手のみならず、フロントもチームスタッフも、同様である。
4月14日(土)、試合が終わった後、ブースターである「花みずき」の陽子ママと娘の瑞希ちゃん達が企画した、「WYLB」有志とパスラボ山形ワイヴァンズのフロントとの懇親会が開催された。
みなさんが、正式な乾杯をしないで待ってて下さった。
そういう方々なのである。
自分からは、「この様な機会を設定してくれた花みずきの皆さんへ、また「WYLB」の執行部の皆さんへ感謝申し上げる。自分たちは、選手やチームスタッフ、フロントだけで戦っているとは思っていない。ブースターの皆さんも、同じ船に乗って約束の地を目指して進んでいると思っている。だから、良い時も悪い時も、今日みたいに負け試合も、勝つ試合(翌日は勝った)も、変わらぬ応援をしてくださる皆さんが、とてもありがたい!何年かかるかわからないが、いつか、いや、きっと一緒にB1チームになり、山形県のバスケットのポテンシャルを証明し、合わせて、次の時代を担う子どもたちに、夢を実現する瞬間を味わってもらいたい!」と話す。
WYLBの近藤代表は、「山形県にプロバスケットチーム、Bリーグに参加しているチームを作ってもらってありがとう。ワイヴァンズを誇りに思う。今日は、それぞれが懇親を深め、いろんな話をしましょう!」と、涙が出るようなありがたい話があった。
フロントからは自分の他に、笹原美喜夫元副社長、武田宣行常務、斉藤健常務が参加した。
参加者からは、自己紹介のあと、アウェー体験などの話を聞く。
香川戦もアウェーに行ってきて、地震も被災したとのこと。
この会を企画した中心の1人、アフロの阿部ちゃん!
とってもいい人で、みんなの中心の1人である。
それぞれの思い、アイディア、疑問など、様々な話がある。
オフィシャルで言う話と、個人のプライバシーなどがあるから、言えない話も汲んで欲しい!と話すと、皆さんちゃんと理解してくださる。
シーズンが終わったら、是非、誘ってください!と言い、みんなで冒頭の写真を撮り帰っていく。
後半は、みんなが紫のアフロを被り記念撮影!
この日は、近藤代表はじめ、皆さんのまさにワイラブ、つまり「ワイヴァンズ愛」を感じ、感激の波が何度も押し寄せた。
今年になってからは、パスラボのフロントも、フラフラになりながらも、年度末に向かって、最後の売り上げアップと債務超過解消に全力を出している時だけに、折れそうな心を支えてもらった気がした。
これからも、何十年も、一緒に歩んで欲しいと、思ったのである。