2月1日(木)、アンダーグラフのボーカル真戸原直人君と、ベースの中原一真君が、ダイバーシティメディアにやってきた。
YMF山形国際ムービーフェスティバル以来、2ヶ月半ぶりである。
彼らが来れば、いつもそこには笑顔が溢れて楽しい気持ちになる。
もう1人のメンバーの谷口さんが今回は来れなかったのは残念だが、やはり彼らと過ごす時間は、最高の時間となる。
昨年11月のYMF山形国際ムービーフェスティバルの最終日のライブの際に、初めて披露してくれた『YMF山形国際ムービーフェスティバルのテーマソング…まだ見ぬ世界を映しながら』
そのブタペストオーケストラの演奏を収録した音源を持ってきてくれたのである。
このアンダーグラフの新作は、間違いなくアンダーグラフの代表曲になる逸品で、心が震える歌であるのだ。
映画祭に留まらずに、全国に伝えたいと、みんなの願いは同じである。
音源のMIXの違うバージョンを、何度もダイバーシティメディアのスタジオで聴く。
そして、少しずつ、みんなの思いがひとつの「解」に導いていく。
きくわた(白子)の天ぷら。
ワカメのしゃぶしゃぶ。
近海マグロと炙りマグロ。
そして、メインの鴨鍋である。
この鴨鍋は、本当に心を癒してくれる。
いつもそう感じるから、ダシや野菜がとても美味しいのかも…。
ここでは、光の中で、影を感じることの大切さ…決して見ないようにしたり、蓋をしたりしないこと。
また、闇の中で見つけた光は、眩しいくらいの輝きであること。
そんな深いところまで、話をした。
少し人生の先輩の自分の話を、彼らは水が染み込んでいくように吸収していく。
素晴らしい吸収力を持っている。
二次会はパセオへ。
ここでも、かなり深いテーマをみんなで話す。
また、それぞれの歴史の話など。
谷口さんの音楽的センス、ドラムの上手さや、歌の上手さを聞き、早く会いたくなった。
自分たちと行定勲監督の出会いの曲、「ユビサキから世界を」を、マトとナカと自分と3人で歌う。
何事も、熱量の勝負である。
そんな素敵な夜、時計を見たら午前2時であったのである…。