先月のYMF山形国際ムービーフェスティバルにて、映画「探偵はBARにいる3」の先行上映会と、主演の大泉洋さんの舞台挨拶を見た時、この映画の本質を改めて感じたような気がした。
「ストーリー性のある話ぶり」「コミカルな仕草と笑いを誘う語り」そして、「情熱的な真っ直ぐ胸に届く訴え」
大泉洋さんから発せられるこれらは、すべて「探偵はBARにいる」そのものではないか!
そう感じた。
舞台挨拶自体が、まるで何かのショーを見ているような気がした。
舞台挨拶だけでも、お金を取って見てもらう価値はあるのだ。
邦画界唯一にして無二。
地代が求めたエンターテイメント。
この街の裏も表も知り尽くした、自称「ススキノプライベートアイ」
札幌在住のミステリー作家、東直己の「ススキノ探偵」シリーズは、累計発行部数は160万部を超える東氏の代表作。
2011年「探偵はBARにいる」で、初の映画化。
主人公の探偵には大泉洋、相棒の高田には松田龍平。
初共演となった2人の相性は予想以上で、数々の作品賞を獲得していく。
続いての2013年「探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点」でも大ヒットを記録した。
そして第3弾は、4年の歳月をかけて、満を持しての登場!
シリーズ決定版と言うべき最高傑作が出来上がった。
相棒役の松田龍平の、ちょっととぼけているが、メチャ強い、そしてメチャ優しい、ステキないいやつ。
そして、悪い相手役には、花岡組の北城グループ。
代表の北城仁也を、リリー・フランキーが怪しく嫌らしく演じるのだ。
流石である。
そして、そこの子会社のモデル事務所のオーナー岬マリ。
彼女には、悲しく辛い過去があった。
北川景子演じるマリがとった行動とは?
今回の作品では、お馴染みの魅力にプラスして、新たな魅力満載である。
2人の周辺の、小さな変化もこだわっているので、お見逃しなく!
シリーズ1話と2話は、橋本一監督。
そして、今回は、吉田照幸監督。
泣いたり笑ったり、最後はドキドキし、ハラハラする。
そして感動!
素晴らしい映画が生まれた!
必ず見て欲しい。
製作委員会には、イノベーションデザインが入らせてもらっている。
こちらも、ちょっと見てやってください!