11月4日の土曜日、前日に続き熊本ヴォルターズ戦。
土曜日の正午からの初の試合だったのにかかわらず、この日も1500人を超える方々が駆けつけてくださる。
しかし、コーチ陣も選手も、フロントや会社も、それに甘えることなく、常に勝とうとする事を忘れてはいないし、いつも試合後、みんなで喝を入れあっているのだ。
山形ワイヴァンズが、80点を必ず取れるチームの布陣を考え臨んだ2戦目であった。
結果は、ビリーが28得点、ウィルが11得点、河野が17得点、正成が16得点、中島5得点などと続き、合計で84点で、前日より11点伸ばした。
失点も同じ11点伸ばされた。
両日両試合とも、結果は9点差の負けである。
しかし、やはり80点を取れるチームにすることと、相手を70点以下に抑えることが1つの目標になる。
格上の熊本ヴォルターズ相手に、目標だった80点を超える得点を取れたのは、一歩前進である。
ジョセフ・クックは、古巣の秋田ノーザンハピネッツのように、ディフェンスを強くしたいと練習を重ねており、まだまだ、ワイヴァンズを強くしてくれるはずである。
中地区の1位は群馬であるが、7勝である。
これまで、秋田とは先週水曜日の夜のホーム1戦、福岡ともホーム2戦、熊本とのホーム2戦、負けはしたが、全国B2トップクラスのチームに、もう一歩まで迫っていることは事実である。
中地区トップの群馬とは1勝1敗と互角である。
強いチームに、もう一歩まで来ているから、悔しさも倍増してしまうし、ちょっとした審判のジャッジミスにも熱くなってしまうが、冷静に客観視すると、ジョセフ・クックは32歳の若さで、パスラボ山形ワイヴァンズを、昨年以上に強くしてくれている。
当然、河野や中島、ビリーとウィルの獲得という前提もあるが、その外国人もジョーが見つけてくれたのだ。
パスラボ山形ワイヴァンズのウィル・クリークモアが17.3得点で11位、ビリー・マクシェパードが16.2得点で15位である。
もう1人の外国人の得点が、これからのシーズンを左右するのは間違いない。
2位が福岡の山下泰弘選手の5.8アシスト。
パスラボ山形ワイヴァンズの河野誠司選手が4.2の14位である。
今シーズン、パスラボ山形ワイヴァンズは13試合を戦い終えた。
4勝9敗である。
しかし、まだ47試合が残っている。
秋田、福岡、愛媛、熊本、福島のトップ5位の格上チーム、そして昨年B1であった仙台や
中地区のトップチームに、なんとか食らいつき、勝利を1つでももぎ取ること。
また、他のチームとの試合は、必ず勝つという気持ちを持つことが重要である。
相手があるのだから、簡単にはいかないし、勝負の世界では何が起こるかわからない。
とにかく、様々な起こり得る要素を入れて素早くキャッチし、未来をデザインすることが必要である。
今、1番辛く悩んでいる32歳の外国から来た若者を、どうか支えていただき、初の指揮を執る紫龍軍団の後押しを、多くの方々からしていただければ幸いである!
苦しみや悩みは、必ず前進になること、この一年通して、心に刻んでもらいたいと、願わずにはいられないのである。