Quantcast
Channel: 約束の地へ…Love&Peace
Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

水の街、五堰がながれる山形市。

$
0
0

最上義光公の次に山形城主になった鳥居忠政公。


城下町を流れる馬見ヶ崎川の治水と同時に、5つの堰を作り、城下町に水の通路を張り巡らせた。

400年経つ今も、山形には五堰が流れている。

五堰は、御殿堰、笹堰、八ヶ郷堰、双月堰、宮町堰からなる。



{65A880DE-AE85-4DB9-9093-28F207DFCA7B}
農業用水であったり、生活用水であったり、様々な市民の暮らしを助け、産業の振興に寄与してきたのである。

自分の家の前にも、五堰の中のひとつ、笹堰が流れている。



{6F23F29F-3DB1-456C-B196-DFE44496A1E9}
水のせせらぎが、心を癒す。

最近では、局地的ゲリラ豪雨で、突然の雨量により、様々な川や溜池が溢れる事態に。

自然は生き物と同じで、人間の力になってくれると思えば、時として激しく襲いかかる。

古来から、自然へ対する畏敬の念が人間に宿る理由であろう。


最近の異常気象に眉をひそめながら、この時期、台風や地震や豪雨に、特に敏感になるべきなのだろう。

五堰を張り巡らせた鳥居忠政公のみならず、庄内藩の伝統を継承している酒井の殿様など、江戸時代の施策には、今も受け継がれているものは少なくない。

先人達に、想いを馳せ、自分たちも、くだらない足の引っ張り合いではなく、山形県の行く末、東北の行く末、日本の行く末に寄与したいと、心から願うのである。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 4774

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>