4月8日(土)、東海大学山形高校は、15年ぶりとなる300人越えの303人の新入生を迎え、入学式を執り行った。
3月に東海大学山形高校を卒業していった生徒は216人なので、学校全体が賑やかになる。
特進科も、倍以上になった。
凛々しい、新入生達の佇まいに、未来の勢いを感じる。
学校関係者、大学関係者、PTA、地域の方々、同窓会など、多くの方々から、錦上花を添えていただく。
ご家族の方も、多勢いらしてくれた。
新入生を代表しての、誓いの言葉。
義務教育が終わり、初めて学校を選び、学校から選ばれるという体験をする、
理事長としての挨拶の中で、これからの社会は、1つの物差しで判断される単一解ではなく、様々なゴールがある多様性のある社会が求められていると話す。
だから、この3年間で、自分らしいカタチや色の花を咲かせてほしい。
みんなと違ってもいいし、歌が好きでも、絵が好きでも、映画が好きでも、医者や歯科医になりたいでも、花屋やケーキ屋になりたいでも、宇宙工学を学びたいでも、なんでもいい。
大切なのは、自分の意志、主体性を持って、自分の未来を考え創っていくこと。
誰からも支配されず、だれにも迎合せず、仲間や家族を大切にして、正しいことを正しいと言える人間になってほしいと話す。
相手を認め、おもんばかることが「平和」であり、東海大学山形高校は、平和教育を徹底していることも話す。
排除ではなく、受容と包摂である。
とてもいい校歌だから、覚えてほしい。
東海大学山形高校の吹奏楽部は、東北有数の吹奏楽部である。
卒業式の後に、来賓の皆さんへの御礼と、これからの校舎建設のスケジュールの説明をする。
今年の生徒会長のスローガンが、目についた。
新しい時代に向けて〜Change〜
師弟同行、共創共生そして共育。
物語は始まっている。
同じ方向の土地に向かって、歩き出しているのである。