迫力が凄すぎる。
巨大地震に崩壊するカリフォルニア。
崩壊する超高層ビル群、吹き飛ぶハリウッドサイン。
地球が割れたかのような深い亀裂。
自然災害に襲われたとき、誰もが真っ先に想うのは、家族や大切な人のこと。
ハリウッドが総力を尽くした臨場感あふれる映像に息を呑み、東日本大震災に思いを馳せながら、そこに立ち向かい、愛する者を守り抜くレスキュー隊員のレイ…ドウェイン・ジョンソンの姿が胸を打つ。
ドウェイン・ジョンソンは、大学時代はアメリカンフットボールの選手。
卒業後、プロレス団体WWFで『ザ・ロック』として絶大な人気を博す。
『ワイルド・スピード』等で、2013年に、俳優興行収入ランキングで1位。
娘を守りたい…。
その時、父親はヒーローになれるのか…。
ジェームズ・キャメロンの『タイタニック』、アルフォンソ・キュアロンの『トゥモーロー・ワールド』から大きな影響を受けたという、ブラッド・ペイトン監督。
彼は『助けさえあれば、人間はどんな困難も乗り越えられると信じている。』と語る。
ラストシーンは、感動である。
明日への諦めない気持ちを、強く持ちたいと感じた。
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映画『カリフォルニア・ダウン』
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