高校時代、自分は応援団の入団前に、剣道部に籍を置いていた。
山形市立第一中学校から山形県立山形南高校の剣道部へと進んだ。
そこで出会った先生が、野口直吉先生。
その長男である勝彦くんは、鋭く速い剣さばきではないが、重厚な骨太の剣士であった。
同じ学年になり、同じ剣道部。
山形市立第一中学校は、当時は山形市内には敵がいない、三年連続優勝で、自分も個人戦３位であっただけに、天童市から来た、先生を父に持つ、やたら自信に満ち溢れている彼とは、すぐにケンカになり、ぶつかった。
不思議なもので、その後は親友に変わっていく。
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１月３１日(土)、ホテルキャッスルにて、野口勝彦くんの長女さおりちゃんの結婚披露宴である。
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野口勝彦くんとみどりさんご夫妻。
娘を嫁に出す気持ちを聞いた。
『泣かなかったか？悲しくないの？』と自分。
『涙が止まらなかった。でも悲しい涙ではないんだ。小さい時からの思い出が浮かんできて、ひとシーン、ひとコマに感動しちゃうんだな☆』と言って、また目頭が熱くなる野口勝彦。
こっちも、もらい泣き。
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山形南高校時代の友人は５人招かれた。
自分の他に、鈴木修、竹田典克、丹野義信、山川有ニ。
いわゆる、新婦の父の友人である。
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披露宴は、とてもいい感じに進んでいる。
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友人の修…。
『俺、写真とったことがないんだ…。』と、何回も失敗しながら撮っている。
それも超真剣である。
愛すべき修らしく、嬉しくなった。
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新婦は、野口家長女のさおりちゃん。
学生時代は女性剣士として、メディアにも取り上げられていた。
山形銀行勤務である。
新郎は、三浦弘平くん。
山形南高校出身と聞いただけで、ハードルが下がる。
趣味はバスケットというのも気に入る。
山形県警察本部が勤務先。
英語力はバツグンだそうである。
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ご両親の勝彦くんとみどりさんの披露宴の時、自分は祝辞を述べた。
隔世の感…光陰矢のごとしである。
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野口の二女も綺麗で明るい子。
ひときわ輝いていた。
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山形銀行の同期のみなさんのパフォーマンスは、とても楽しい。
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披露宴はクライマックス。
さおりちゃんが、手紙を読み出すと、親父組は、顔がぐちゃぐちゃである。
時代を越えて繋がる縦糸。
今出会う運命の横糸。
偶然は、いつしか必然に変わり、在るべき姿を作り出すだろう。
いつまでも、お幸せに☆
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友人の娘の結婚披露宴。
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