今朝は早起き!
プロテニス世界ランキング1位の王者ジョコビッチ(セルビア)に、日本の錦織圭が、全米オープンの男子シングルス準決勝の大舞台で挑んだのだ。
日本では『WOWOW』だけでライブ中継。
手前味噌だが、ケーブルテレビのお陰で、簡単に『WOWOW』や他のCSチャンネルにより、日本はもとより世界のスポーツはほとんどゲットできるのである。
第3セットのゲームカウント6対6で、タイブレークに突入。
お互いにダブルフォルトを出すくらい最高に緊迫した空気感の中、『自分をもう一歩中に入れた。』という錦織が、タイブレークを制し第3セットを取ったのである。
後がないジョコビッチ。
第1ゲームはジョコビッチのサービスゲーム。
このゲームをジョコビッチは落としてしまう。
初めて見るジョコビッチの動揺する顔。
現地は35度の暑さの中、錦織はダイナミックでバワフルで、フィジカルとメンタル両面での強さを見せつけていた。
小さい頃からゲームメークが上手いと言われていたが、第4ゲームはリードしてからは、サービスゲームのみ取っていこうという意志が感じられ、心の余裕すら伺えた。
そして、第4セットを取り、世界王者を倒すと共に、日本人史上初の全米オープン決勝進出者となったのである。
決勝の相手は、クロアチアのチリッチである。
世界4大大会(全英ウィンブルドン、全米、全豪、全仏)をグランドスラムというが、あのボルグ、マッケンロー、サンプラス、フェデラーなどと同じ場所に立てるのである。
テニスとの出会いは、父親の何気なく買ってきた子ども用テニスラケットだが、松岡アカデミーや、アメリカのフロリダへの留学、そしてなんといってもマイケル・チャンとの出会いである。
多くの出会いやチャンスを自分のモノとして、さらに自分を磨き続けた彼のチカラを、決勝では信じたいものである。
↧
驚異の錦織、全米オープン決勝進出!
↧