昨日は、ムービーオンの株主総会と、その後取締役会が開催された。
この模様は、後でブログにするつもりであるが、まずムービーオンやまがたの施設そのものと、土地を10数億円で購入した。
それによって、純粋なる福田アセットへの家賃が年間1億5000万円程度だったが、銀行協調会への償還財源となり、税金や固定資産税や、償却に振り分けられ、約6~7000万円位が、固定費の削減となる。
さらに、ケーブルテレビ山形の取締役である渡辺聡氏が、ムービーオンの常務取締役に就任した。
ここ数年間で、しっかりした安定した映画文化の拠点が作れたと思う。
そんな株主総会と取締役会議の後で、ムービーオンの管理職でコンセンサス会議を開催し、新しいスタートを確認した。
けっこう時間がかかり、午後7時からは、スタッフ後藤とみやなつみと、上海厨房に夕食を取りに行く。
夕食後、上海厨房の店長が挨拶にこられ、『蓮の葉茶』を入れてくれた。
売り物ではないそうである。
1、2分してから蓋を開け、飲むそうだ。
飲むと、なんとも言えない落ち着いた気分になった。
スタッフ後藤とみやなつみは、満足そうであった。
いや、何よりも、ピリピリした日常から、一瞬解放されたのは自分であろう。
しかし、今日は、クリントイーストウッド主演の『人生の特等席』を観る予定だったので、急いでムービーオンへもどる。
ロバート・ロレンツ監督作品。
クリントイーストウッドの助監督として、力を重ねてきた。
弁護士になった娘のミッキーと、老スカウトマンガスの、すれ違いを続ける父と娘の物語である。
親子が選んだ『人生の特等席』とは?
素晴らしくかっこよいエンディングだったとスタッフ後藤は話した。
この映画を観て、どの場所が人生の特等席なのかを、その場所を選ぶ理由を、是非考えて見て欲しい。
どこに座るのかは、どこが心地よいのかは、誰が決めるのではなく、その人の自由であり、その人の意思で決定する。
誰かに言われるべきものではない。
自分の意思で決めたその場所こそ、きっと、約束の地につながるものであるはず…そう思った。
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