2月20日(木)の夕方から、山形グランドホテルにて、『山形県立山形南高等学校スポーツOB会』の第53回総会が、開催された。
今回は、体操部OB会が当番幹事であり、宇野体操部OB会長のもとで、約30人の皆さんが、幹事役を務めていただいた。
板垣隆スポーツOB会長の後、佐藤充彦同窓会長の挨拶がある。
唯一の県内男子校であり、その伝統が脈々と続いているのが山形南高等学校であり、『文武両道』『師弟同行』『質実剛健』が校是である。
毎年、スポーツ分野で、県大会優勝以上の指導者や生徒が『栄光賞』を授かる。
今年は現役学生が90人以上の受賞となり、圧巻であった。
バスケット部とバレーボール部の山形南高の強さはご案内の通りであるが、今回は、ラグビー部がインターハイで、宿敵山形中央高校から初めて勝った為、全員受賞に加わったのである。
千歳貞治郎同窓会長最高顧問の音頭で乾杯☆
会場は、一挙にヒートアップである。
山形中央高校から勝ち、初のインターハイ出場を果たした、ラグビー部の菅原監督と記念の一枚である。
山形県バスケットボール協会の副理事長も務めている、南高バスケット部監督の細谷尚寿先生と、その教え子である、ケーブルテレビ山形企画構想室の吉村室長。
吉村室長は、昨年7月まで、東京で小山薫堂さんや軽部政治さんから育てられ、帰省した。
若い応援団OBが、お披露目を兼ねて、第1応援歌『空はコバルト』のタクトを振るのが恒例である。
まぁまぁ声も出ていて、ブランクをそんなに感じさせなかった。
むしろ、自分は、亡き父親と自分の関係と、その場のシーンが重なり、少しばかり感動していた。
自分も、初代応援団長の父親を見下ろし、ステージ上でエールを斬っていた。
若く痩せていた、まだ青白き頬の青年だった。
父親には、そんな自分がどう写ったのであろうか…今では答えは解らないが、たぶん、この日感じた大きな大河にも似た時代の流れの中で、世代のバトンの繋がりをリアルに感じたのだろう。
そんな不思議な時間であった。
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山形南高校スポーツOB会
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