明治の首相の伊藤博文が、この屋敷の2階から周囲を見渡した時、四方が山に囲まれていることを深く感じ入り、けの屋敷を『四山楼』と名付けたとのこと。
それが料亭『四山楼』の始まりである。
ここは、時が止まったような、お蔵の中。
そこに、超一流の料理が運ばれる。
この日のヒラメの刺身は最高だった。
初めて食べる斬新な料理や、伝統的な煮物。
やはり美味しい☆
伊勢海老の天ぷらは、芳ばしさと甘味が相まって、美味しさの深みを増した。
アジの酢の物もさっぱりして、食べた後味がとても良い。
この四山楼の歴史と伝統が醸し出す香りが、いつしか自分達を料理に引き込んでいく。
今、ここで感じた気持ち を、表したくなるような、そんなひとときであった。
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四山楼の香り
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