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Channel: 約束の地へ…Love&Peace
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高橋東山先生の水墨画

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2月8日(土)、故高橋東山先生の水墨画が、山形市のムービーオンに常設展示された。



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左が、蔵王のお釜であり、右が山寺である。

山形県を代表する名所の『蔵王』と『山寺』、季節の変化に合わせて、これからは東山先生の息子さんである由さんと、打ち合わせをし、絵を換えていくつもりである。



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高橋東山先生は、1926年(大正15年)生まれであり、脊髄カリエスという病を持ちながらも、雪深い故郷山形県や、日本各地の風景や、海外の美しい建造物など、水墨画やスケッチを生涯のライフワークにし、そのファンは全国各地に大勢存在する。



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昨年末、前リハビリセンターの岡田久一さんから話があり、その後、現場で息子さんの由さん達と打ち合わせをした。



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どこの場所に、先生が残されたなかで、どのような絵を選び展示するのか…真剣にみんなで議論した。



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結局、『山形県にこだわる』という先生の最も大切なコンセプトをこだわり、『蔵王』と『山寺』とした。

自分もかつては、『For What For Whom(なんの為に 誰の為に)~高橋東山~』のディレクターとして、先生の半生の番組づくりをした経験があり、先生が30代で体験した『神が筆に降臨したような、絵心が胸に溢れる瞬間』に、とても興味があり、そんな瞬間を、その後何度か体験した。

だから、尚さらうれしい。



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2月8日を迎え、高橋由さんと再会し、いよいよ常設展示が始まる。



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高橋由さんとふたりで、「映画館という空間の中で、山形らしさを感じてもらうこの場所に東山先生の絵を飾り、漆喰の白壁と古材を利用した作りや、天童の家具やオリエンタルカーペットなど、もうひとつの山形物語を是非感じてもらいたい。」と話した。


東山先生が、天国でニコニコ笑っているような気がした。





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