いつもだと、ムービーオン近くの「上海厨房」に行くのであるが、昨日は街中での会議があったので、久しぶりに、山形「五十番」飯店に伺う。
若い頃より、駅前で飲んだ後の締めに伺うお店として、馴染みが深い。
同席したメンバーも、若い頃から、しばらく来ていないとのこと。
まだまだ、店の前の人通りはコロナ禍前には戻っていないが、店の中は、この時間でもほぼ満席であった。
夜が深まるにつれ、混雑してくるのが常である。
この日、食べたのが、細切り肉ラーメン。
ザーサイも添えた。
「上海厨房」でも、いつも食べるメニューである。
しかし、細かいようであるが、同じ系列でも、ここの五十番本店と、上海厨房の料理は、同じようで微妙に違う。
例えば、本店の「細切り肉ラーメン」は、上海厨房では「肉ラーメン」である。
本店にあって、上海厨房にないメニューもある。
「冷やし中華」などは、五十番本店だけのメニューであろう。
ラーメンのスープの温度も違う。
本店のスープや料理の温度は高い。
毎回思うのだが、「上海厨房」を主戦場としている自分達にとっては、熱くてなかなか食べられない。
でも、熱い料理は、中華料理のオハコ。
やっぱり美味しいのだ。
石田三成が寺小僧の時に出した三杯のお茶の逸話ではないにせよ、飲み会の締めに行く店と、郊外型のファミリー向けの店では、同じ料理でも調理方法が違うような気がするのだ。
この、絶妙な差こそ、「五十番・上海厨房グループ」のブランド力であり、人気の秘訣と思うのである。
週末は、ムービーオン近くの「上海厨房」に行って、また食べてみようと思うのである。