コロナ禍となり来客との夕食も減り、以前はよく伺った「あげつま」に、久しぶりに伺った。
ここ2週間の間で、「あげつま9代目」の揚妻礼悦社長とは、商工会議所の観光サービス部会や山形県生活衛生同業組合の会議でお会いし、コロナ禍での現状や様々な対策について意見を交わしている。
お互い、このコロナ禍を、なんとか頑張って乗り切ろうと話しているのである。
先日、歴史ある郷土料理店「あげつま」で、鰻重を食べる。
8代目が、山形南高校のスポーツOB会、同窓会の中心的な存在だったので、山形南高校の同窓会役員会は、「あげつま」で開催される機会が多く、季節ごとにお邪魔していた。
また、9代目とのお付き合いも30年以上となり、会社や地域の繋がりはさらに太く深くなっているのだ。
しかし、コロナ禍の2年間、ほぼ伺う機会は無くなり、たまに出前をお願いするくらいで、実際伺ったのは約1年前であるのだ。
見慣れた入口から中に入り、部屋へ入る。
こうやって、伺えること自体がありがたく、感謝の気持ちが湧いてきた。
前菜と肝汁も、とても美味しく、心がホッとしたのである。
中庭の雪を見ながら食べる鰻重。
鰻重を食べながら思った。
早くコロナ禍が明け、多くの方々と賑わい、食事を楽しめる日を心待ちにしている。
春には、雪解けと一緒に、コロナも収束してほしいと思うのであった。