試写会では、鑑賞者の92.8%が「泣いた」という、今年最大の感動作「そして、バトンは渡された」
そんな、番宣を見ていた後、映画を観た。
ボロ泣きである。
久しぶりに、大泣きしたのだ。
前田哲監督からは、「老後の資金がありません!」で笑わせていただき、「そして、バトンは渡された」では、感動の涙をいただいた。
この映画の最大の魅力は、永野芽郁の熱演である。
幼い時から、辛くとも、悲しくとも、笑顔の彼女。
「泣いてちゃダメ。こういう時こそ笑っておかなきゃ。笑っていれば色んなラッキーが転がり込むの。」
父親にしたいNo.1俳優の田中圭は、期待通りの演技で、どんな状況でも娘の側に寄り添う。
2人の関係に、自分と娘の関係を、誰しもが重ねてしまうだろう。
そして、石原さとみの初の母親役は、一つの見所である。
破天荒の彼女の行動に周囲は振り回されるが、彼女の思いが、後半明かされていく。
2つの家族が繋がり、やがて紐解かれる命をかけた嘘と秘密。
物語がクライマックスを迎え、タイトルの本当の意味を知った時、家族を超えた絆に驚き涙する。
「仮面病棟」「地獄の花園」「キネマの神様」でも熱演し、好感を持てた永野芽郁だが、今回の「そして、バトンは渡された」は最高にハマり役であった。
彼女の次回作を、是非、期待したい。
是非、劇場でご覧ください。
ムービーオンで上映中!
ハンカチは、忘れずに…。