天高く馬肥ゆる9月、蔵王の空気を吸いたいとの話になった。
それも、愛犬レアを連れて行くとのこと。
先週の家族の夕食での話。
「犬を連れて行く場所なんてあるの?」と聞くと、「犬と一緒の専用席があるんだ!」とのこと。
「どこ?」
「ユニテカフェ!!」
「クルミのソフトも食べたいし!」
86歳の母親も行きたがっているとのこと。
これが予想を超えて、とてもいい時間になったのである。
役員には有休も振り休も無いが、この日はみんなが休むことにしたのである。
しかし、どうしても大切なアポイントや会議がある場合は、他のウィークデーと交換している。
昨日の火曜日は、そのリフレッシュデー。
秋空に向かって、車を走らせた。
空には、秋の雲が描かれて、絶好のハイキングデーとなったのである。
「UNITECAFE・ユニテカフェ」は、クリエイト礼文の渡辺晃会長が創った、蔵王の魅力や、山形の食材の美味しさを判断に取り入れた癒しの場所であり、コロナ禍以前の休日となれば、県内外からの観光客で溢れた場所である。
ユニテカフェに前回伺った時には気がつかなかった、ペット専用席があり、今回はそこに座った。
4つのテーブルがあるが、帰る頃には、ペット連れで満席になっていた。
ひょっとすると、レアが1番落ち着いていたかもしれない。
むしろ、86歳の母親が、かなり喜び興奮していたようであった。
確かに、山形市内から車で30分の所に、こんな素敵な場所があるのだから、驚くのも無理はない。
ちょうどお昼時だったので、ウインナーやハムのランチと、ナポリタンと、チキンカレーを食べる。
ノンアルコールのワインで喉を潤す。
あまりの美味しさに、感動しかなかった。
家族も、たぶんレアも、秋の澄み切った空気をいっぱい吸い込み、身も心も元気になったに違いない。
週末からはプロバスケットボールの「東北カップ」が開催され、来月の10月からはBリーグが開幕、そして11月にはYMF山形国際ムービーフェスティバルが開催される。
今年も、次から次へとスケジュールが迫り、年末までは待った無しである。
だからこそ、ちょっとした間や空間は、どれだけ救いになるか…。
こんな場所が、山形にはきっと幾つか存在するはずである。
自分はゴルフはしないが、ゴルフに行くのも山に登るのも同じであろう。
忙中閑あり。
スタッフの皆さんの、笑顔や応対の素晴らしさも、また伺いたくなりました。