シリーズ第9弾の「ワイルド・スピード ジェットブレイク」
前作からのインターバルは、シリーズ最長の4年。
スピンオフ的な「ワイルド・スピード スーパーコンボ」挟んだとはいえ、ファンが観たいのは、やはりワイルドスピードファミリーが、不可能を可能にする物語である。
今回は、シリーズ3作から6作まで演出を手がけたジャスティン・リンが監督として戻ってきた。
これまで登場していた登場人物を、リン監督は、今作で見事にまとめ上げているのだ。
シリーズ初登場の、ドミニクの弟ジェイコブ。
ドミニクの過去、父や弟との関係が明かされる。
同じ兄弟である2人が、同じ少年時代の歴史の中で、まるで見た光景が違い、それが2人の間を割いてしまった。
ドミニクは、自分の持つ、最大の弱さと向き合う。
ワイルド・スピードファミリーが、それぞれ持つ物語。
不可能を可能にする戦闘集団。
その彼ら抱える物語が、丁寧に描かれていく。
故に、これまでのシーズン以上に、心に迫るものがあるのだ。
相変わらず、驚くほどド派手で、素晴らしい。
自分は、ムービーオンのMX4Dで観たので、体にかかるGが凄い!
是非、オススメである。
そして、彼らの背景に君臨するサイファー。
彼女は、欲しいものを、どんな手段を使っても手に入れる。
強欲で、かつ、頭脳明晰の彼女の野望を粉々に砕くことができるのか?
そして、ドミニクとジェイコブの兄弟はどうなるのか…。
是非、ムービーオンでご覧ください!
可能であれば、MX4Dをお勧めです☆