先日、ちょっとした嬉しい出来事があり、夕食は出前をとって、皆で食べることになった。
「あやめ寿司」
超人気店で、京都や東京の寿司屋のご主人方も、その美味しさの噂を聞き、訪れる名店である。
これまでは、握り寿司をお願いしていたが、この日はお祝いなので、特上のチラシを注文する。
これが、全てにおいて、格別の美味しさであった。
ネタの一つ一つが洗練されており、新鮮で美味しい。
マグロのトロや赤貝は、あやめ寿司を代表する品だけに、感動すら覚えるのだ。
シャリの上にのるウニも、本来のウニの甘さと旨さを持ち合わせている。
握り寿司が美味しいのは当然であるが、チラシ寿司も大満足であった。
この上のレベルに、特々上チラシの存在がある。
芸術や絵画など、何億円の逸品が世界には存在するが、食やワインの世界でも、その価値に応じた値段設定があるのだろう。
しかし、中々、普段の日常の世界ではお目にかかれない。
でも、昔から、お寿司やステーキやすき焼き等は、お祝いや誕生日などで、その特別な日を彩ってくれた。
人は皆、きっとそんな日の為に、日々努力しながら一生懸命働くのかもしれない。
そこにいた全員が笑顔に包まれていたのは言うまでもない。