3月30日(火)、東北に存在するプロバスケットクラブによる「東北6クラブ代表者会議」がリモートで開催された。
東北のプロバスケットクラブの交流は古く、2012年からは「東北カップ」が既に開催されていた。
当初は、秋田、岩手、仙台の東北3クラブでスタートし、2013年には青森、2014年には福島が加わる。
2016年の第5回大会に、パスラボ山形ワイヴァンズが参加し、東北6県の全クラブが出揃ったのである。
昨年もコロナ禍の中で、リモートでの開催であった。
今年は、青森ワッツの鹿内専務、岩手ビッグブルズの水野社長、秋田ノーザンハピネッツの水野社長と桑原取締役、仙台89ERSの渡辺副会長、福島ファイヤーボンズの宮田社長と西田副社長、山形ワイヴァンズは自分と斉藤常務と佐藤GMが参加する。
最初に、自分より、山形ワイヴァンズの選手並びにチームスタッフが新型コロナウイルスに感染し、クラスターとなり、対戦相手のクラブや試合をする予定だったクラブ、さらには多くのバスケットボール関係者に対しご迷惑をおかけしたことに、心よりお詫び申し上げた。
また、重ねて、Bリーグや、全クラブのスポンサー、ブースターの皆さんへ対し、多大なるご心配をおかけしたことについて、心よりお詫びを申し上げた。
今回の会議には、いつもお世話になっている福島ファイヤーボンズからは、宮田社長に加えて、西田副社長が初めての参加となった。
アポイントが続いているとのことで、車の中からの参加となる。
相変わらずアクティブだなぁと思った。
パスラボ山形ワイヴァンズの斉藤常務と佐藤GMは、自分とは違う別室から、リモートで参加。
東北カップの方向性などについて話し合う。
東日本大震災から10年が経つ今年は、とにかく「東北を盛り上げたい!」と、東北全クラブの皆さんが話されていた。
自分としては、山形ワイヴァンズのコロナ感染によって、予定されていた5試合が中止となり、リーグや他クラブ及びチームにご迷惑をかけているので、とても申し訳なく感じていた。
ただ、できれば代替試合など、可能であれば60試合を完遂させたいと希望を述べた。
近々、Bリーグの中で正式な決定が下されたなら、パスラボ山形ワイヴァンズは、他のクラブ及びチームファーストで、決定を受け入れたいと思う。
これまでは、コロナ禍での感染防止を必死に考えながら進めてきたチーム運営であるが、実際に感染者が発生し、隔離待機時間やチームの戦力の回復の為の時間を経ながらのリーグ戦復帰となるので、茨の道であることは間違いない。
山形ワイヴァンズとしては、もう一度初心に戻って、一歩一歩、進んで行きたいと思うのである。