本家本元と言って良いのだろうか?
寒い寒い山形の夜に、「鬼がらし」の納豆ラーメンの小辛を食べる。
この美味しさは、当たり前だが、食べた人しか分からない。
辛味噌ラーメンに納豆を入れるのではない。
納豆ラーメンに辛味噌の辛さを言い添えるのである。
辛味噌ラーメンをベースにすると、ニラや山芋は入らず、チャーシューが入る。
逆に納豆ラーメンを頼めば、チャーシューが入らず、ニラや山芋が入る。
その存在理由も含めて、改めて納豆ラーメンのこだわりを再認識するのである。
嶋地区のムービーオンの側にある「鬼がらし」
午後8時を過ぎていても、お客さんが次から次へと訪れる。
社長の太田さんは、相変わらずの忙しさ。
「おー!しばらく!」と声をかけられて、「どーもっす!」と頭を下げる。
同じ山形一中学区で育った、自分の先輩であるのだ。
絶対コロナにも風邪にも負けないと、ここのラーメンを食べると勇気が湧いてくるのだ。
これまでも、何度もエネルギーをいただいている。
人を元気にするラーメンなのかもしれないと、本気で思う。
久しぶりの餃子も、とても美味しかった。
寒い夜であったが、体の芯が熱くなった食事となったのである。