山形のそばの美味しさは有名であるが、その代表的なそば屋に「惣右エ門」がある。
自分は、よく東京のお客様をお連れし、天ざるそばや鴨ざるそばを食べるのである。
そば粉は主に山形産の地物を使用し、時期によってはそばの品種が異なる。
秋から春にかけては、主に「最上早生…もがみわせ」や「西蔵王の北早生」「でわかおり」である。
「惣右エ門」のそばは田舎そば風であるが、粗挽きの更科粉で、歯切れの良い風味ある田舎風更科そばである。
日曜日、久しぶりに「惣右エ門」で昼食をとる。
ハーフの天ぷら盛り合わせをつけて、鴨ざるそばを食べる。
天ざるの約半分の天ぷら盛り合わせ。
新しいメニューである。
自分の大好物の鴨南蛮。
鴨の出汁が、そばにはピッタリ。
12月といえば年越しそば。
「惣右エ門」「庄司屋」「三津屋」「一寸亭」「水車そば」など、自分がよく行く店であるが、山形のそば屋はどこも美味しいのだ。
ラーメン消費量は日本一の山形県であるが、そばも全国トップクラスのレベルにある。
東京の方は、是非、お試しください!